灰色のピーターパン


シリーズ6作目。
このシリーズって文庫本見つけるとついつい買ってしまうんです・・・。

今回は表題作を含む4編が収められています。
表題作の「灰色ピーターパン」は、盗撮映像のネット販売に手を染める、
小学生(!!)のお話。
傷害事件の被害者になり、夢を打ち砕かれてしまった兄の復讐を誓う少女と、
マコトが犯人探しに奔走する「野獣とりユニオン」、幼い子供の誘拐事件に
巻き込まれる「駅前無認可ガーデン」、そして、警察とヤクザの対立を
描いた「池袋フェニックス計画」。

表題作に関しては、小学生が盗撮映像を???と、ちょっと衝撃なんですが、
まぁ、今の世の中ありえなくはないことなんだろうなー・・・なんて思って
読んでしまいました。
シリーズ6作目ともなると、だんだんマンネリ化してきているな・・・という感は
否めませんが、それでも、相変わらずのテンポのよい文章で、さくさく読めてしまいます。
自分の回りでは絶対起こらないような事件だから・・・と思いつつ、
物語をしめくくるホロリとする終わり方に、まさにホロリときてしまったり・・・。

でも、マコトもちょっと年を取ってきたのか、以前の勢いはなくなってきたかも・・・。
そこがまたちょっと面白いのですが・・・。
シリーズ7もハードカバーで出てたので、文庫化したらまたつい買ってしまいそうです。
これだけ読んでも面白いですが、もしこれから読まれる方がいらっしゃるなら、
シリーズ1から読むのをオススメします。