<本>
<DVD>
松本清張作品。
図書館で借りたのですが、上下巻でかなりなボリュームでした。
平行して映画化されてるDVDも借りちゃいました。
首都高速道路料金所職員の井川は、かつて東洋商産の取締役であったが、
同期の高柳との派閥争いに敗れ、退職した。
ある日、井川は霞ヶ関料金所でかつての愛人山口和子を見かける。
和子は、銀座のクラブ・ムアンのママで、高柳を隣に乗せていた。
井川は、和子が購入した回数券の表紙に、かつて付き合っていた頃、
二人だけで決めた暗号を記す・・・。
次の日の晩、ムアンへ出向いた井川は和子に冷たくあしらわれる。
それを見ていた業界紙記者の山越に声をかけられる・・・。
登場人物も多く、本当に長いお話でした。
あらすじを書くにはちょっと複雑すぎて・・・。
原作は、井川が主人公になりますが、映画では、真田広之さん演じる
ジョーという男と、名取裕子さん演じる、原作ではあまり登場しない女性が
主人公になっています。
原作と映画の内容がかなり違ったのには驚きました。
きっと、キャストの関係かな・・・。
松本清張の本って、昭和30年代が舞台なものが多いですが、これはたぶん、
昭和50年代・・・わりと最近のお話なので、読みやすかったです。
でも、映画を同時に見てしまったため、そして、映画のお話があまり原作に
忠実でなかったために、どっちがどっちなのか混乱してしまいました。
原作のほうが奥が深くて面白かったです。
映画は、もともと複雑で長い話を無理矢理時間内に終わらせなきゃ・・・ってのが
みえみえの脚本で、原作を読んでいなければわからない場面などもありました。
小説に限って言えば、とても面白かったです。
DVD出てますが、映画はあまりオススメしません・・・。

