毎週、日曜日の夜は、テレビ三昧です。

TV東京の「ソロモン流」か、TBSの「ウルルン滞在記」、

日テレの「オシャレ関係」、はたまた、テレビ朝日の「日曜洋画劇場」。

見たい番組ばかりが重なってしまってますが、内容によって、

毎週どれかを見ています。


で、今日は、「ソロモン流」。

今週は、京都の和菓子屋さんの「末富」さんのご主人に密着しています。

私、末富さんの和菓子(ご主人は”御菓子”と仰ってます。)には、

とても憧れてます。

以前、一度食したことがあるのですが、その美しさと美味しさと言ったら・・・。

東京では、日本橋高島屋で購入はできるのですが、生菓子は、

毎週火曜日と金曜日しか発売しなく、常に購入できるのは、

麩焼煎餅などの干菓子だけなんです。

日本橋、電車で20分くらいの場所なのに、平日しか発売しないということで、

普通に働いている私には到底入手困難なもの・・・。

麩焼煎餅に描かれた四季折々の絵も、とても繊細で美しく、かつ美味しいのですが、

やはり、生菓子はお菓子そのものがその季節を表現してますし、末富さんのお菓子は、

色使いも他のお菓子屋さんとはちょっと違い、本当に美しいんです。

私、実は小学生の頃から社会人1年目くらいまで裏千家のお茶を習っていたことがあり、

お稽古の度にいろんなお菓子を見て、食してきましたが、末富さんのお菓子は、

今まで見た中で一番美しかった!!

色合いが鮮やかなんです。なんでああいう色が出せるのか・・・って感心したのを覚えてます。

今日のソロモン流では、ご主人の和菓子作りに対する熱意がとても伝わる内容になってました。


特に、心に刺さってしまったご主人の言葉がありました。

以前、このブログで向田邦子さんのエッセイに関して書いたとき、

向田さんが、家の近所の和菓子屋さんでよく購入していたという水羊羹について、

「水羊羹の身上は、切り口にある。今切ったばかりのようななめらかさと、

鮮やかさこそ水羊羹なのである。」という一文がとても心に刺さったと書いたのですが、

末富さんのご主人も、同じようなことを言ってるんです。

新潟で行われるある大きいお茶会のお菓子を依頼されるのですが、

その注文が、「温かい和菓子」という、とても難しいもの。

これに対して、吉野の葛粉を使ったこれまたとても美味しそうなお菓子を

考案するのですが、そのお菓子をお弟子さんが切るときに、「羊羹でも、

何でも、切り口も和菓子の美学なんや!!」と仰るのです。

切り口ひとつにもこだわる・・・なんか、向田さんの水羊羹のエッセイを思い出しつつ、

なるほどなぁ・・・と、心に刺さってしまいました。

あんまり、ブログにテレビ番組のことについては書かないようにしてるのですが、

今日はちょっと、この刺さった一言を書き残したくて・・・。

ますます末富さんの和菓子、憧れてしまいました。

鮮やかな水色の、とてもかわいい包装紙もいいんですよねー。

お菓子にも、水色がよく使われてます。これまた珍しいんですよ。

水色の包装紙に胸キュンってして、日本橋高島屋に行くとついつい麩焼煎餅を

購入しちゃったりします・・・。

写真見つけたので、参考までに・・・。



末富


こういう番組を見ると、またお茶を習いたい衝動に駆られます。

でも、お茶のお稽古って、時間に余裕がないとなかなか集中できないし、

下世話な話ですが、金銭的にもけっこう負担がかかります。

それで、なかなか踏み出せない・・・でも、若かりし頃、10年近く続けたお稽古事ですし、

お免状も途中まで取ってはいるので、いつかまた・・・と思っててどんどん月日が経ってます。

ちょっと、真剣に検討してみようかなぁ・・・お茶については、とても深いので、

また改めていろいろ書きたいと思います。


・・・いつの日か、末富さんの和菓子に再びめぐり合えることができたら、

報告します。本店でもすぐに売り切れてしまうらしいので、

いつの日になることやら・・・。