久々の桐野作品。
桐野さんの本は、「魂萌え!」のようにスカッとするものもあれば、
「グロテスク」のように、なんだか方向性がよくわからず、ひたすらドロドロしたものもあり。
でも、なんか読んでしまう作家さんです。
太平洋の涯の無人島に漂着した30人以上の人々。この中で女性は、46歳の清子ひとりだけ。
いくら待っても助けは来ず、いつしか、助けを期待する人も減り、人々は、いつしかこの島を
トウキョウジマを呼び、住み着くようになる。
食欲と性欲をむき出しにし、生に執着する人間たちの極限状態を
生々しく描いている・・・。
・・・この本、読んでてちょっと疲れちゃいました。
人間のいろんな欲と、極限状態の有様が生々しく描かれていて・・・。
よく、「無人島に行くなら何を持っていく?」なんて質問、ありますよね?
なんかね、そんなのんきなこと言ってられないらしいです、この本によると・・・。
無人島ってのは、お店もないし、食べ物は自分で調達しなきゃいけないし、
サバイバルな世界なんだってのはわかるんだけど、あまりにもみんな、
貪欲すぎて・・・。
疲れ気味の私には、なんか疲れちゃう内容でした。
うまく感想が書けなくてすみません。
もうちょっと元気なときに読めば、面白かったかも・・・。
でも、きっとまた桐野さんの新作が出たらつい手にとってしまうんだろうな・・・。
