図書館で借りた本。
私、村上春樹さんの小説に出てくる音楽のセンスにいつも脱帽してます。
趣味いいんですよね・・・。
ジャズもロックもクラシックも、場面にマッチした選曲で、
小説の内容をより深いものにしてるような気がします。
恐らく、私のように感じている読者はとても多いと思います。
それゆえ、こういう本も出てるのでしょうね・・・。
この本の筆者も「登場してくる音楽のことを知らなくても、
村上春樹の小説は十分に楽しめることができるだろう。
だけど、読みながらそこに流れてくる音楽を思い浮かべることができれば、
あるいは登場人物が聴いている響きと同じ音楽を実際に聴きながら読めば、
物語を受け止める感触はたしかに変わってくる」(本文より抜粋)と
書いています。
本当にそう思います。
例えば、私の中で一番好きな村上作品である「国境の南、太陽の西」で
ナット・キング・コールの「プリテンド」を思い浮かべながら、
主人公の僕と初恋の人島本さんが小学生なのにそんな音楽を、
夕方の部屋で二人きりで聞いていることの情景を思い描くと、
音楽を知らずに思い描くのとかなり違うものになると思います。
この本は、作品別に構成されていて、それぞれに登場する
音楽やアーティストを説明してくれてます。
さらに、「村上春樹の代表的な12作品に登場する音楽のうち、
象徴的な意味を持っていそうな”重要曲”」を収めているCDまで
ついています。もちろん、オリジナル楽曲ではないですが、
これを聴けば、小説の中の音楽が「だいたいこんな曲」くらいに
つかむことができます。村上春樹小説の音楽ファンにとっては
まさに至れり尽くせりの本となってます。
これ、買っちゃおうかな・・・なんて思ってる今日この頃。
ツボに入りました。
興味のない人には本当に面白くない本かもしれませんが、
村上春樹小説ファンでなくとも、音楽ファンならきっと楽しめるし、
また村上春樹小説が読みたくなります。
いやぁ、われながらいい本を借りちゃいました。
早速CDはPCに取り込んじゃいましたよ♪
それぞれの情景を思い浮かべながら聴いてみようと思ってます。
