村上春樹さんの本って苦手だと思い込んでたんですが、
実はけっこう好きなんです。その事実に気付いたのは最近なんですが…。
で、この本もずっと気になっていつつ、つい、
苦手だという意識が働いてなかなか手が出なかった本。
上司にすすめられて、読んでみました。
15歳の誕生日に家出した僕は、
遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになる。
一方、「入り口の石」を見つけ出し、
世界と世界が結び合わさるはずの場所を探すために、
猫と交流ができる老人ナカタさんは、ヒッチハイクで出会ったホシノ青年と旅をする。
全く関係のない僕とナカタさんを、「入り口の石」が導く…。
…あらすじ、うまく説明できないですが、ちょっと不思議な物語。
とても、予想以上に面白かったです!!今、けっこう小説の世界に浸ってます、私。
本当に、奇想天外なお話ですが、日常と非日常が交錯して、
本当にこういう世界もあるかも…って思ってしまい…。
村上春樹さんの小説には、たくさんの、私から見ると、
「趣味のいい」音楽がたくさん出てきますが、今回もたくさん出てきてます。
マニアックなもので、知らない人は本当に知らない音楽も、
魅惑的な文章で表現してるので、本当に実際に聞きたくなります。
ベートーベンの音楽はあまり好きではないですが、「大公トリオ」は聞きたくなりました!!
この小説、いろんな人がいろんな捉え方をしてるようですが(反戦とか)、
村上さんはその辺の解釈については明確にしてないそうです。
そんなわけで、読むたびにあたらしい発見ができそうな小説になっています。
私は、一度目はさらっと読んだので、改めてじっくり、もう一度読んでます。
あらすじを全て知った上でじっくり読むと、どういう発見があるんだろう?と、楽しみながら読んでます。
ずっと大事にしていきたい本です。
ちょっと、村上ワールドにハマりたい今日この頃…。
久しぶりに「ノルウェイの森」や「国境の南、太陽の西」も読んでみようと思ってます。
