年明け最初の読書感想です。
冬休み用にちょっとボリュームのある本が欲しくって、
上下巻のこの本を購入してみました。
映画化されるようで、話題の作品だし、
この間まで放送されてたドラマ「医龍2」にハマってたので、
”バチスタ”という言葉に興味を持って・・・。
東城大学医学部付属病院は、アメリカから心臓外科医の権威、
桐生恭一を招聘し、チーム・バチスタを結成する。
(バチスタとは、拡張型心筋症に対する手術術式のこと。)
このチーム、『チームバチスタの栄光』と呼ばれるほどの、
驚異の成功を収めていた。
しかし、成功率100%だったチーム・バチスタが3例立て続けに、
謎の術中死に遭遇する。
医療ミスか、単なる不運な偶然か、はたまた故意によるものなのか???
疑念を解明するため、病院長の高階は、神経内科学教室の万年講師で
『不定愁訴外来(別名・愚痴外来)』の責任者・田口に内部調査を命じる。
そして、その調査に厚労省の役人、白鳥も加わり・・・。
実は、かなり前からこの本、気になってはいたんですが、
どこかの大学病院のバチスタ手術のドキュメンタリーだと思って、
スルーしてたんです。
映画化することを知り、そして、原作は小説だというのを最近知ったんです。
重い内容だと思ってましたが、主人公の田口の語り口で書かれているので、
とても読みやすかったです。
田口と白鳥のやりとりが面白いので、専門用語はいっぱい出てきますが、
ぜんぜん気になりません。
ドラマ「医龍2」を見て、なんとなくバチスタ手術を理解できてたのも、
さくさく読めた理由かもしれません。
小説の主人公、田口は男性ですが、映画では女性という設定にして、
竹内結子さんが演じてるようです。
映画、見たいです。
破天荒な厚労省役人の白鳥役に阿部寛さん・・・とても面白そう!!
この白鳥、読んでいると、奥田英朗の「イン・ザ・プール」や「空中ブランコ」の
精神科医、伊良部を彷彿とさせます。
阿部寛さんは、ドラマ版の「空中ブランコ」で伊良部役をやってたのですが、
なんか、それを考えると余計期待しちゃいます。
チーム・バチスタのリーダー、桐生医師に吉川晃司さんってのも個人的に
興味があります。大昔、大ファンだったんで・・・。
大学病院を舞台にした小説というと、山崎豊子の「白い巨塔」を
まず思い浮かべてしまいますが、あの小説のように、腰をすえて、
じっくり読まなきゃ・・・という重いものではなく、軽快でテンポがよいので、
一気に読めてしまいます。
次が気になって一気に読まずにはいられないのです。
私のように、タイトルで引いてしまう人も多いかもしれませんが、
これは絶対オススメです。
第四回このミス大賞になってるのもうなづけます!!
興味を持ったら、絶対読んでみるべしだと思います。
・・・年明けから面白い小説にめぐり合えて、なんだか今年は
幸先がよさそうです・・・。
