パリ、ジュテーム


行ったことはないんですが、パリの街並みはとても好きです。
南仏やイタリアの小島も好きなんですが、パリはまた
別格。映像や写真でしか見たことないですが、
死ぬまでに絶対行きたい都市のひとつです。
そんなパリを5分間の物語で描いたのがこの映画。
全部で18の物語のオムニバスになってます。
俳優さんも監督さんも個性的で豪華なんです!!
特に、興味深いのは日本人の監督さんも参加していること。
しかも、その物語はジュリエット・ビノシュとウィレム・デフォーが
出演してるんです。すごい!!


・・・というわけで、印象に残ったものをいくつか紹介します。


<2区 ヴィクトワール広場>
日本人監督 諏訪敦彦さんの作品。
ジュリエット・ビノシュとウィレム・デフォー出演。


2区


1週間前に幼い息子を失くしたばかりの母親は、
家族の励ましの言葉も耳に入らず、ただただ泣き暮らしている。
亡き息子は、カウボーイの存在を信じていた。
ある晩、息子の声が聞こえ、思わず飛び出した広場で、
彼女は馬に乗ったカウボーイと出会う。
「息子に会いたいか?私について来る勇気があるか?」と
訪ねるカウボーイに、母親はただただ無言で何度もうなずく・・・。


<8区 マドレーヌ界隈>
『CUBE』の監督、ヴィンチェンゾ・ナタリが脚本・監督を手がけてます。
イライジャ・ウッド出演。



マドレーヌ

深夜、バックパックを担いだ青年は、今まさに人を襲ったばかりの
美しいヴァンパイアと出くわす。
恐怖を感じながらも、その美しさに惹かれた青年は、
自分を襲わずに立ち去ろうとする彼女を引き止めるために、
手にわざと傷をつけて血を流す。
それでも彼女は彼を襲おうとはしない。
だが、不意に階段から落ちた青年が瀕死の重傷を負ったことで、
駆け寄ってきた。
そして、ヴァンパイアの彼女から血をもらい、彼もヴァンパイアとして
蘇生する・・・。


<19区 お祭り広場>
南アフリカ出身の、オリヴァー・シュミッツ監督作品。



お祭り広場


広場の真ん中で、若い医学生のソフィが、何者かに
腹を刺されて瀕死の重傷を負ったハッサンに応急処置をしている。
献身的に介抱してくれる彼女を見て、ハッサンはふと思い出した。
駐車場の雑用係をしていたとき、車を入れに来たソフィに
一目ぼれして、お茶に誘おうとしたことを・・・。
薄れゆく意識の中で、ハッサンはその時に実現できなかった、
ソフィとコーヒーを飲む夢をかなえようとする・・・。


パリのいろんな地区を舞台に、本当に短いけれど、
心に残るお話が収められています。
上記3作のうち、<19区 お祭り広場>は、私の中では
一番かもしれない・・・。
このほか、ファニィ・アルダンや、ニック・ノルティ出演作や、
コーエン兄弟監督作品などもあります。
このDVDは、購入しちゃおうかと思ってるくらいよかったです。
みんな、出演者スタッフ全員、パリを愛してるんだな・・・と
思える作品でした。