蝉しぐれのやむ頃




大好きな漫画家、吉田秋生さんの作品。

前に読んだのですが、今回の叔母の件に関して、

mikatimeさん
よりコメントをいただき、

そのコメントにこの漫画のことが書かれていたので、

今一度読み返してみました。




物語の舞台は鎌倉。

3つのお話が収録されてます。

幼い頃、家を出た父の訃報を知った3姉妹。

それぞれに複雑な思いを抱えつつも、葬儀に駆けつける。

そこで、3人は、父とその後妻の間にできた妹、さらに、

後妻亡き後、父と結婚した女性とその子供たちに対面する。

自分達を捨てて家を出た父。遠い昔の出来事で、

もはや、父がどんな人だったのかも思い出せない・・・。

3人の中で、父への思いが複雑に絡み、許せなかった思いが、

だんだんほぐされていく・・・。




うちの状況と全然違いますが、わだかまりを持って離れ離れになった家族の

「許し」がテーマになってます。

鎌倉が舞台でそれがまたいい感じに物語を盛り上げています。

血が繋がっているからこそ、こじれてしまう関係もあり、

そういうのって、なかなか元に戻すのはタイヘンなんだと、

今回の叔母の件で痛感しました。

私もいつか、叔母を「許す」ことができるのでしょうか?

・・・というか、今後一切関わることがないと思うと、生きてるときに

ムカムカしてた感情も、流れてしまうような気もします。

もう、相手はいないのですから、あとは私の気持ひとつってことですよね・・・。

まぁ、ゆっくり対応していきます。




吉田秋生さんの漫画は全て読破しています。

「BANANA FISH」、最高!!

でも、私が一番好きな作品は、「ラヴァーズ・キス」です。

この、「蝉しぐれのやむ頃」の第二話には、「ラヴァーズ・キス」の

藤井くんが出てます。(読んだ人じゃなきゃわからないですが・・・。)

吉田秋生マニアには、ちょっと感動だと思われます。




第三話は、友情の話。

小中学生の頃の、男女関係ない友情の話。

うーん、切ないし、懐かしいです。


吉田さんの漫画はどれも奥が深い!!

是非是非、この「蝉しぐれのやむ頃」を読むのでしたら、

「ラヴァーズ・キス」も一緒に読むことを(しかも先に読んで欲しい)をオススメします。

「BANANA FISH」も是非!!アッシュがステキでステキで・・・。

バーチャルな世界のヒーローにどっぷり浸かってしまいます。




この場を借りて、mikatimeさん、本当にいろいろありがとうございました!!!