DVDを見ようと思ってたのですが、原作から・・・。
自分でも意外なんですが、初めて読む浅田次郎作品。
地下鉄永田町の駅で30年前にタイムトリップしてしまった、
主人公の真次。
そこには、戦後、巨万の富を得て財を成した父に反発して
自殺した兄がいた・・・。
愛人みち子とともに、過去と現在を行き来し、今まで知ることのできなかった、
自分を取り囲む人の愛や思いを知る・・・。
そして、みち子との意外な関係も知ることになる・・・。
・・・映画の宣伝などで、おおまかなあらすじは知ってましたが、
こんなに面白いとは思いませんでした。
現実離れはしてるのですが、過去と現在を地下鉄を通じて行き来することで、
横暴で冷酷だと思っていた父が、本当は温かい人間だということ、
そして、愛情の深い人だということを知ることによって、永年父に反発してきた主人公は、
そんな父の本当の姿に衝撃を受けます。
父親って、近いようで遠い存在ですよね。
主人公真次のお父さんは、今や世界に展開する大企業の創始者で、
そういうことも親子の距離を遠いものにしてたんでしょうね・・・。
読みやすいし、面白いしで一気に読んでしまいました。
これ、主人公と同じように父親に少なからず反発したことのある、
大人の男性が読んだら、とても面白いと思います。
身近なところで、うちの弟に薦めてみようかな・・・。
