私が上京して2年後くらいにバブルが崩壊しました。あまりバブルを堪能した記憶はなかったのですが、この映画を見て、ちょっぴり堪能してたことを思い出しました。物語は、薬師丸ひろ子さん扮する真理子が行方不明になり、彼女が発明したドラム式洗濯機型のタイムマシンを使って、広末涼子さん扮する娘の真由美が1990年の日本に行き、母を探しつつ、バブル崩壊を食い止めるべく奮闘するというもの。
はちゃめちゃなコメディ映画ですが、バブルを堪能した世代には、とても懐かしい場面が多くて楽しめると思います。ホイチョイプロダクション制作だから、当時の様子がリアルだし。
私がちょっぴり堪能したのは、映画の時代よりちょっとあと。崩壊寸前の頃です。ディスコに行ったり(ジュリアナとか、クラブのはしりのゴールドとか)、パーティーに行ったり…映画の中にもありましたが、本当に、パーティーに参加するだけで何万円ももらえたりしたんです。帰りにはタクシーチケットかタクシー代(これまた何万円!)をもらうんです。あのお金を私は何に使ってしまったんだろう?ってくらい。今となっては信じられないくらい諭吉が飛びかってました。
お洋服も、ボディコンシャスなもの。肩パッド入りジャケットに、ミニスカ。膝上20センチをはいてたなんて、自分でも信じられません。髪型もワンレングスで、前髪を立ち上げて…眉毛はしっかり太め、口紅はディオールの475番がお約束でした。青みがかったピンク。今考えると、どれもありえない!!
クリスチーヌの鮮やかなブルーやピンクのスーツや、アンドレルチアーノの白のツーピース、J&Rやピンキーアンドダイアンもよく着ました。バッグやアクセはシャネルやティファニー。懐かしいけど恥ずかしい…。
そんな、今見るとこっぱずかしい格好をして夜な夜な遊び歩いてました。若かったです。その反動か、今は服の色も地味、ブランドにもあんまり興味なし。あのときに一生分の色気を使いきったのだと思います。そして、年を取ったのか、夜遊びすると、次の日この上なくつらい…。
日本中が浮かれてて楽しい時代だったかもしれません。でも、崩壊したあとの大きなツケ…銀行が潰れるなんて!!山一証券の倒産も衝撃的でした。 経済のことはあまり興味がなく、詳しくもないですが、さすがに崩壊後の混乱は衝撃的なことばかりだったのを覚えています。
近年、景気は回復しつつあると言いますが、あの頃と比べるとやはりそうは感じません。もう、あんな浮かれた時代は来ないのかな…この映画を見て懐かしい気持ちとともに、ちょっと切ない気持ちにもなりました。少しでもバブルを堪能した方、オススメです。サーカスやティラミス、トレンディドラマのようなマンションも出てましたよー。