ボルベール

公開中のスペイン映画。

ポスターやチラシの鮮やかな花柄にひかれ、

物語よりもファッション性に興味を持って見に行ってみました。


主人公は、15歳の娘と失業中の夫と暮らす、

ペネロペ・クルス扮するライムンダ。

ある日、娘のパウラが、彼女を犯そうとした養父を台所で刺し殺してしまう。

娘を守るため、夫の死体を何とかしようとするライムンダに、

今度は最愛の叔母が亡くなったという知らせが届く。
一方でライムンダは、故郷ラ・マンチャで

数年前に家事で焼死したはずの母の姿を見た、という噂を耳にする。

生き返ったのか、幽霊なのか。

生前わかりあえず心を閉ざしてしまった母に、今なら全てを打ち明けられる。

しかし、ついにライムンダの前に現われた母には、もっと衝撃的な秘密があった…。

おもしろかったです。

見に行く前にあらすじだけざっくり調べて行ったのですが、

ちょっと重いかな…ひょっとしたら爆睡コースかな…って思ってましたが、

早い段階で娘の殺人が起こるので、引き込まれてしまいました。

期待をしていたファッションに関しては、ペネロペちゃんの衣裳、とてもかわいかったです。

背景などもほどよくビビッドで、それがまた物語を盛り上げています。

最後、お母さんの衝撃の秘密が明かされますが、

内容はショッキングなのに、そしてとても重いのに、

それらを感じさせないさらっとしたものになってます。

だから後味は悪くなく、女性って強くて大きいなって思いました。

女性讃歌という触れ込みもうなづけます。

アルモドバル監督の女性讃歌三部作、

前二作はテレビで放映されたときに見たのですが、

真剣に見てなかったので、ほとんど覚えておらず、

改めてDVDで見直したくなりました。

是非、女性に見て欲しい映画です。

逞しい女性達の生き様がとても素敵です。