椿山課長の七日間


伊東美咲さんと西田敏行さん・・・この二人が入替わってしまう・・・。
これだけで面白そう・・・しかも、原作は浅田次郎さん。
興味津々でDVD鑑賞しました。

物語は、百貨店に勤める、西田敏行さん扮する椿山課長が
脳溢血で突然死してしまいます。
目が覚めると、そこは天国と地獄の中間地点にある、
”中陰役所”で、他の死者とともに、今後の生活についての
説明を受けます。
自分が死んだという意識のない椿山課長は、そこで初めて自分の死を知り、
とても動揺します。
やり残した仕事や家族、家のローンなどなど・・・あまりにも未練がありすぎて、
死んでも死に切れません。
そこで、3日間だけ現世に戻ることを許されるのですが、正体がバレないように、
生前の姿とは似ても似つかない、伊藤美咲さん扮する絶世の美女、和山椿となって
蘇ります。
あの世からこの世に舞い戻った椿山課長は、家族の秘密と、親子の深い愛情、
そして、秘められた想いを初めて知ります・・・。

・・・最初に書いたように、伊東美咲さんと西田敏行さんという異色の組み合わせに
惹かれて借りたので、実は内容はそんなに期待してなかったんですが・・・。
期待値が低かったからかもしれないけど、とても面白く、ちょっぴり切ない映画でした。
想像以上によかったので、同じ日に見たドリームガールズが霞むほど・・・。
死後の世界って非現実的で、個人的にはそういう話は全く信じないし、
興味もないんですが、この映画を見てたら、「死ぬのは怖いことじゃないんだー」って
思ってしまいました。

私は、去年の暮れ、とても慕っていた伯母を亡くし、本当にこれでもかってくらい泣きまくりました。
生きてるときは、なかなか照れくさくて言えない感謝の言葉や、親愛の言葉など、
あふれるように出てきて、どうしてもっと素直にいろいろ伯母ちゃんに伝えなかったんだろう・・・って
泣きながら後悔したりしました。
きっと、亡くなった方もいろんな人へ同じような想いを残して亡くなっていったんだろうなー・・・
って、この映画を見てちょっと考えてしまいました。