FX自動売買、EA開発者の令和のだぶるいーです。

 


去年から毎日投稿を目指して書いてきたこの連載。

たぶんそろそろ1年間も継続できました!

 

これまで書いてきた内容を読めば、

きっとより良いEA運用に近付くはずだと自負します。

 

そんで、少し休載したいところもあり、

ここはChatGPTの力を借りて投稿を継続したいと思います。

 

時折、不定期で今までの投稿のように投稿します。


 

取引回数 vs 純益 – EAのパフォーマンスをどう評価するか?

 

こんにちは、EA開発者の令和のだぶるいーです。

今回は、「取引回数と純益」についての話題を取り上げたいと思います。このテーマは、EAの運用において、非常に重要かつ興味深い議論です。特に、「取引回数が多い方が良いのか?」や「少ない取引回数でも純益が高ければ問題ないのか?」という点に関して、皆さんも一度は悩んだことがあるかもしれません。


 

TさんとKさんとのやり取りを元に、この問題について深掘りしてみたいと思います。

 

①取引回数1000で純益5000ドル vs ②取引回数2500で純益5000ドル

まず、元の質問に戻ります。


①取引回数1000で純益5000ドル

②取引回数2500で純益5000ドル

これだけを見ると、どちらが良いか迷いますよね?単純に取引回数が少なくて同じ純益を出している①の方が良いように思えます。しかし、EAの評価においては、取引回数の多さも、負けの数も重要な要素となります。

 

取引回数と再現性

Kさんがおっしゃるように、**「取引回数1000」**が十分な再現性を持っているかどうかは、EA開発者として重要なポイントです。たとえば、大数の法則を考えると、ある程度の取引回数がないと、勝率や期待利得が安定しないという問題が発生する可能性があります。

 

もし、「取引回数1000で十分再現性がある」と判断できるのであれば、取引回数が少なくて同じ純益を出している①を選ぶこともできます。ですが、EAがスイング系なのかスキャルピング系なのか、あるいはどの時間足を使っているかによって、取引回数の少なさがリスク要因になる場合もあるので、注意が必要です。

 

負け数と再現性

Tさんがおっしゃるように、負けの数にも注目することが非常に重要です。

 

たとえば、同じ勝率7割であれば、

 

①取引回数1000で純益5000ドル(負け数300回)

②取引回数2500で純益5000ドル(負け数750回)

という形になります。この場合、Tさんは取引回数が多い方が再現性が高いと考えて②を選ぶと言っています。これも納得できる考え方で、取引回数が多いほど、大数の法則に基づいて結果が安定しやすくなることを意味しています。

 

また、負け数が多い場合、資金管理やドローダウンに対するリスク管理がより重要になってきます。たとえば、スキャルピング系のEAであれば、取引回数が多く、負ける回数も多くなるため、その分リスクをコントロールする必要が出てきます。

 

回転率と時間足

さらに、回転率(取引の頻度)も重要な要素です。Kさんが指摘されているように、4時間足や日足のEAであれば、取引回数1000回でもかなり高い回転率となる場合があります。そのため、取引回数が少ないことが必ずしも悪いというわけではなく、どの時間足を使用しているかや、エントリーの頻度によって評価が変わるのです。

 

一方、スキャルピングEAの場合、取引回数が少ないと、十分にトレードを繰り返していないために、バックテストやフォワードテストで得られた成績がランダム性に左右されやすいリスクがあります。ですから、スキャルピングでは取引回数が多いほどパフォーマンスの信頼性が高まると言えるでしょう。

 

どちらを選ぶべきか?

最終的には、EAの性質や目的、そして自分自身のリスク許容度によって選択が異なります。

 

取引回数1000で十分な安定性があり、再現性も確認できるなら①を選ぶのも一つの選択肢です。特に、時間足が長めのEAであれば、取引回数が少なくても良い結果を出すことが可能です。

 

一方で、より高い再現性やリスク分散を考えるなら、取引回数が多い②を選ぶのも良いでしょう。負け数が多くなる分、資金管理をしっかり行う必要がありますが、取引回数が多いことで、より安定したパフォーマンスを期待できます。

 


結論

取引回数と純益のバランスは、EAの性質や運用スタイルによって最適な選択が変わります。スキャルピングのように取引回数が多いことが求められる場合もあれば、スイングトレードのように、取引回数が少なくても十分に再現性があるケースもあります。

 

最も重要なのは、自分が運用しているEAのロジックや特性をしっかりと理解し、それに基づいて取引回数と純益のバランスを考えることです。

 

取引回数や純益だけにとらわれず、負け数や勝率、ドローダウンのリスク管理を総合的に考慮して、EAを選んでいきましょう!

 

それでは、引き続き良いトレードライフをお送りください!