FX自動売買、EA開発者の令和のだぶるいーです。
去年から毎日投稿を目指して書いてきたこの連載。
たぶんそろそろ1年間も継続できました!
これまで書いてきた内容を読めば、
きっとより良いEA運用に近付くはずだと自負します。
そんで、少し休載したいところもあり、
ここはChatGPTの力を借りて投稿を継続したいと思います。
時折、不定期で今までの投稿のように投稿します。
ウォークフォワード分析と相場ごとのロジック対応 – 成功するEA運用のヒント
こんにちは、EA開発者の令和のだぶるいーです。
今日は、読者のTさんとのやり取りを元に、ウォークフォワード分析や、EAの得意・不得意な相場への対応について考えてみたいと思います。EA運用において、ウォークフォワード分析はロジックの有効性を確認するために非常に重要なステップですが、その期間設定や結果の解釈が難しいこともあります。
Tさんからは、以下のような質問をいただきました:
【Tさん】
「ウォークフォワードですが、フォワードを1年にすると、結構不安定(1年調子悪い時期がある)のですが、3年とか5年とかにして評価するのもありでしょうか?1年調子悪い時期ってのは、どのパラメータにしても調子が悪いので…最適化の良し悪しの判断ができないなぁと。。」
1年だけのフォワードテストでは不安定な結果が出る理由
ウォークフォワード分析では、特定の期間をテスト期間として設定し、その後の未使用のデータで検証する手法を取りますが、Tさんがおっしゃる通り、1年という短い期間では、相場の一時的な変動や特定の相場環境がEAに合わない可能性が高くなります。
たとえば、1年間の間にトレンド相場とレンジ相場が交互に現れることがあります。その場合、EAが得意とする相場環境に遭遇する頻度が少なければ、パフォーマンスが落ちることも十分に考えられます。
3年や5年でウォークフォワードを評価するメリット
Tさんのご提案のように、フォワード期間を3年や5年にするというのは良い考えです。より長い期間での評価を行うことで、相場の変動や異なる相場環境に対して、EAがどのように対応できるかを広範囲に確認できるからです。
特に、以下のポイントに注目すると良いでしょう:
多様な相場環境に対応できるか:
長期的なテストをすることで、トレンド相場、レンジ相場、ボラティリティの高い時期、低い時期など、さまざまな相場に対してEAがどの程度安定したパフォーマンスを発揮できるかを評価できます。
一時的な不調を許容する余裕:
1年間だけのウォークフォワードでは、たまたま不調な期間に重なってしまうと評価が難しくなります。3年や5年といった長期スパンで見れば、一時的な損失や調整期間を乗り越えられるかが見えてきます。
苦手な相場への対策 – 別ロジックでカバーする
また、Tさんのアイデアにあるように、苦手な相場を分析し、その期間には別のロジックを持つEAでカバーするという戦略も非常に有効です。これは、ポートフォリオ運用の一種で、異なるロジックや手法を組み合わせることで、相場環境に応じた柔軟な対応が可能になります。
例えば、あるEAがトレンド相場に強い場合、同時に運用するもう一つのEAがレンジ相場に強いものであれば、相場が変わっても安定した成績を期待できるでしょう。このように、ロジックの特性を理解し、得意な相場と不得意な相場に合わせたポートフォリオを組むことで、リスクを分散しながら長期的な運用が可能になります。
EA運用での成功のカギ – 分析と柔軟な対応
今回のTさんとのやり取りから見えてきたのは、ウォークフォワード分析で得られる結果をどう解釈するか、そして相場ごとにロジックを使い分ける柔軟性が重要であるということです。
苦手な相場環境を把握する:
まずは、EAが得意とする相場環境を把握し、苦手な相場でのパフォーマンスをしっかりと確認することが大切です。
複数のロジックを使い分ける:
もし一つのロジックでは対応できない場合、別のロジックを持つEAを追加することで、複数の相場環境に対応できるようにしましょう。
このような工夫を重ねていけば、EA運用においても、長期的な安定を目指すことができるはずです。
Tさんとのやり取りを通じて、ウォークフォワード分析の期間設定やロジックの使い分けについて考える機会がありました。1年では見えにくい結果も、3年や5年といった長期のフォワードテストを行うことで、EAの真の実力を評価することができるかもしれません。
皆さんも、ぜひ自分の運用スタイルに合った期間設定やロジックの組み合わせを見つけて、より安定した運用を目指してみてください!
それでは、引き続き良いトレードライフをお送りください!