【EA運用の豆知識について】

 

 

※EAの善し悪しを見極めるポイント(個人的な見解)

 

 

まず初めに「バックテストが掲載されている事」が必須項目です。

 

よく「バックテストはアテにならない」と聞いた事がありますが、 

そもそもEA開発者は、開発したEAのロジックの善し悪しをバックテストで評価します。

 

 

従いまして短期的にフォワードが良かったとしても、 

「バックテストに裏付けされている」という事が重要になり、

 

なおかつ、たいていのEAはフォワード期間よりもバックテスト期間の方が長いです。

 

 

これらを踏まえて、 短期的なフォワード期間でEAの善し悪しを判断する事無く、 

「バックテストにてEAの善し悪しを判断する」事も重要になってきます。

 

 

大雑把に申し上げますと、 

バックテストではリカバリーファクター、設定スプレッド、期待利得、バックテスト期間が重要です。

勝率は、EAのタイプにより自ずと決まるものなので評価対象にはなりません。

これに加えて毎年満遍なく損益がプラスであれば良いでしょう。 

 

 

 

●リカバリーファクターとは、

バックテストの項目の「純益」÷「最大ドローダウン」です。

 

この数値が「10年あたり10倍以上」だと優秀と言われています。

 

●設定スプレッドは、

上記の画像ではTDS変動スプレッドですが、

(0.5~10pips変動)

 

以下を参考にして下さい。

 

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【バックテストスプレッド】(単位:pips)

USDJPY    1.5
USDCAD    2.0

EURJPY    2.0
EURUSD    1.5
EURGBP    2.0
EURAUD    3.0

GBPJPY    3.0
GBPUSD    2.0

 

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●期待利得は、

pips換算で2pips以上がいいと思います。

 

●バックテスト期間は、

リーマンショック時期を入れるか問題はありますが、

私は入れる派で少なくとも2006年以前~直近まで右肩上がりがいいでしょう。

 

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それでは!