この本を読んだ切っ掛けは、10月29日の全国事業承継推進会議の基調講演で、この本の著者である真山仁氏の話を聞いたことでした。

講演の中で、最近日本の中小企業に対し、海外の企業からの買収希望が増えているという話の流れの中で、この本のことを紹介されていました。

この本では、アメリカ資本のハゲタカファンドが買い手になっていますが、最近は中国企業からの需要が大きいとのことでした。

中小企業でも多数の特許を保有する企業も多く、それらはバランスシートに表れませんが、有効に活用すれば大きな価値を生むものも少なくありません。

この本も、そんな流れのストーリーですが、ファンドビジネスやM&Aの様々な技法を使った攻防戦は、ハゲタカシリーズの真骨頂であり、さすがの面白さです。

中小企業もこれから益々M&Aの申し出を受けることも多くなるかと思いますが、会社にはバランスシートに載らない価値があるということは知っていて損は無いと思います。