一昨年、ライフシフトという本がベストセラーになり、人生100年時代を迎え、どう生きるべきかということが話題になりました。
この本も、基本的には同じ趣旨の内容ですが、根本的に異なるのは、日本には定年という強制的な離職制度があるということです。
日本では当たり前のように思われている定年という制度が、実は世界的に見ればそうではなく、米国においても「雇用における年齢差別禁止法」により、定年制はありえないと指摘する。
この定年制により、60歳、再雇用制度を利用しても65歳には会社をやめることになる。
退職者がサンデー毎日となり、図書館やスポーツクラブ、喫茶店で時間を潰したり、家で管理職面して奥さんから煙たがれる様子が描写される。
著者は、多くの退職者を取材する中で、とても充実した第二の人生を送っている人達と出会う。
ただし、その比率は全体の2割弱だと言う。
うまく行っている人達の特徴としては、自分の興味や得意分野を選んでいることや、サラリーマン時代から一定の準備をしていることなどが挙げられている。
60歳までの労働時間は8万時間であり、60歳以降の可処分時間も同じ8万時間だそうです。
人生の後半戦をどう生きるかを考えるキッカケになる本です。
