大仰なタイトルと500ページを超えるボリュームで、一瞬怯みそうになるが、本屋でパラパラ拾い読みしたら、意外に読みやすくてためになりそうだったので、買った本です。
著者の名和氏は、東大法学部から三菱商事、ハーバードのMBA、マッキンゼー、ボスコンという経歴であり、まさに経営コンサルティングの手法を紹介するにはうってつけの人物です。
特に面白いのは、マッキンゼーとボスコンの違いの説明です。
ファクトベースのマッキンゼーと心理学重視のボスコン。
最初に答えを示すマッキンゼー流と相手に答えを気付かせるボスコン流。
5年に一回来る非連続の時はマッキンゼー。それを組織の力に落とし込む時はボスコン。
おおよそ以上の様な違いらしい。
この本の特徴は、コンサルティングで使われる問題分析や整理の主要なフレームワークを非常に分かりやすく説明しているかことです。
さらに、それらのフレームワークや分析手法の問題点とコンサルティングや価値創造の新たな潮流も盛りだくさんに紹介しています。
若い頃に大前研一やマイケル・ポーターの著書でコンサルティングやマーケティングを学んだ人が、楽しみながら最新知識をアップデートするのに最適な本だと思います。

