2月26日に東京中小企業家同友会渋谷支部例会で株式会社空間デザインの阿部会長の講演を聞きました。
阿部会長は、元はクロヨンダムの建設を描いた黒部の太陽という映画の元となった大手ゼネコンの熊谷組のご出身で、33歳で独占され株式会社空間デザインを設立され、今期で21期目を迎えられたそうです。
1996年創業ということから、当時はバブル期で順調な滑り出しだったようですが、2000年以降のバブル崩壊で、大変な苦境に陥ったそうです。
2009年に事業方針を大きく転換し、大手が手を付けないニッチな市場を開拓し始めました。
羅列すると、
土木設計と建築設計の狭間
新築ではなく、改修
解体撤去設計
耐震工事
病院等の中庭のデザイン
地下鉄や空港のトイレ
などなど。
このニッチな市場では、かなりの存在感を獲得されているようで、成田空港第一ターミナルのトイレのリニューアルも受注され、現在工事中とのことです。
この様な新市場の開拓が成功したのは、会社のトップであり建築士である阿部会長が自ら営業されたことが大きな要因だと思われます。
また阿部会長が多様性委員会で活躍されていることでも分かりますが、様々な働き方が出来る会社にしようと努力されています。
自分が何をしたいかより、どうしたらお客様に喜んでいただけるのか、という視座の転換がこの会社の活路を開いたのではないかと思いました。
空間デザインの益々の隆盛を祈念いたします。


