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今、三代目というキーワードで数冊本を読んでいます。

その1冊目が、この本です。

金子コードという会社の三代目が著者ですが、金子コードは電線から電源コード、LANケーブルなどのPC周辺機器、ロボットケーブル、更にはカテーテル用チューブなどで圧倒的なシェアを有する優良中堅企業です。

創業者が事業を起こし、その才覚とカリスマ的なリーダーシップで会社を大きくし、2代目がカリスマ無き会社の難しい舵取りを引き受け、そして3代目の登場となる。

3代目となると、事業環境も大きく変化しており、大きな方向転換や新規事業、新市場への取り組みなども必要になる。

著者がまず強調しているのは、事業承継の主役は後継者であり、ただ漫然と先代社長が席を譲ってくれるのを待っていてはいけないということです。

先代社長も、後継者をまず一番下のポジションからスタートさせて、海外市場の開拓を一からやらせるなど、後継者としての経験を段階的に積ませて行くやり方なども参考になります。

ただ、この著者自身の経営者としての非凡さも、この本を読んでいて感じました。

この本は、2014年に出版され、もう本屋には並んでいないかと思われますが、事業承継で悩んでいる後継予定者には、是非お勧めしたい本です。