もう10年以上前でしょうか、「マネーの虎」という番組をよく見ていました。

当時は、ベンチャーブームで、いろんな事業コンセプトを持っているがお金のない若者達が、成功した経営者達に対してプレゼンして、出資を募るという番組でした。

成功した経営者のメンバーの中でも異彩を放っていたのがリサイクル会社「生活倉庫」の堀之内社長でした。

堀之内社長は、一度ホームレスになり、そこから這い上がった人物で、お金や事業に対しては人一倍厳しいという印象でした。

その堀之内社長が、倒産とは!(まだ法的には倒産ではないのかも知れませんが、)

確かに、デフレの時代が続くなかで、物の価格がどんどん下がり、下手にリサイクル品を買うより新品を量販店やネットで買った方が安いという時代になり、リサイクルショップ自体が存在意義が薄れてきたのかも知れません。(ブランド品や貴金属の買い取り業者は、とても元気がよさそうですが。)

「マネーの虎」の出資者の中には、南原社長も出演後に相当資金をつぎ込んでいたMGローバーの破綻で大きな痛手を被っており、それだけ成功を維持することが難しいということなのでしょう。

ピーチジョンの野口社長のように、会社が元気な時に大手企業に売却した人が正解だったのかも知れません。

野口社長は、2008年に持ち株のほとんどをワコールに売却しましたが、90億円弱手にしたそうです。

『・・・・・・盛者必衰の理をあらわす。たけき者もついには滅びぬ・・・・・・・・、』という平家物語の一節を思い起こした人も多かったのでは?