先日、異業種交流会の『HANJYOクラブ』の集まりに出席しました。

5名程度、ご指名でメンバーが挨拶をされましたが、さすがにユニークな人が多く、中でも森健太郎という元劇団四季の役者だった方は、『心配ないさ~』とライオンキングの一節を歌われ、拍手喝采を浴びておられました。

又、ある社長が、『腕が上がらないとか肩が凝るなどの症状に効く、鍼を使った最新の医療を当社は提供しています。』と挨拶されると、別の社長が、『心配だらけ~』と先ほどのライオンキングの歌の替え歌を歌われ、大爆笑を起こされ、さらには、先ほど挨拶された社長に『借金で首の回らない人に効く治療はないですか?』と質問されるなど、場を盛り上げる見事な挨拶を披露されていました。

ところが、『まだ時間があるので、希望者がいれば、どなたか挨拶しませんか?』との司会者の呼びかけに、一人の若い女性が手を上げて前に出てきて、話しはじめました。

『私は、今年4月に入社したての新入社員です。私の会社は、企業の様々なニーズに応える、、、、、、仕事をしております。もし、・・・・・なニーズがございましたら、是非ご連絡ください。私は、今年営業で1番の成績を上げるつもりです。』と、時々つまりながら、顔を赤らめながら一生懸命に挨拶をしました。

途中話しに詰まると、出席者から、『頑張れ』というかけ声もかかり、何か会場中が応援している雰囲気になりました。

ほとんどの出席者は、小さいながらも会社の経営者連中が多く、ちょっと場違いな出席者ではありましたが、自分の新人時代のひたむきさや、『こんな度胸や意欲のある社員が欲しいな』とか、思った参加者が多かったのではないでしょうか。

とても話し上手なスピーカーが多い中で、恐らく、一番印象に残ったスピーカーは誰かというと、この新人さんだったのではないかと思います。

毎年、僕がいた証券業界を始め、保険会社や銀行やメーカー、小売など、あらゆる業種で新入社員が営業に配属されますが、新人には、お客様を感動させるベテランにはない特別な何かを持っているような気がします。

僕も、あの新人の挨拶を聞いて、忘れていた何かを思い出したような気がします。