オリンパスは今日、1990年代の資産運用の損失を隠し、その穴埋めのためにM&A取引にかこつけて巨額の報酬を払っていたと発表しました。
1980年代に事業会社もこぞって財テクをやりましたが、1990年台前半に損失補填問題が大騒動になり、事業会社は巨額の損失を計上しながら財テクを手仕舞いました。
その時に『飛ばし』という手法で損失を先送りしたのが山一であり、山一はこれが命取りになり、1997年に破綻しました。
あれ以来『飛ばし』という言葉は死語になってしまったと思っていましたが、何か久しぶりに亡霊を見た感じです。
しかし、今回の事件は実に巧妙です。一件有価証券の運用損とM&Aのフィーという別な取引が、実は全てが回りまわって巨額のM&Aフィーで運用損失が消されていたという、まるで推理小説ばりのストーリーです。
マネー・ロンダリングという言葉がありますが、ロス・ロンダリングともいうべき行為です。
こんな企業倫理のかけらもないような経営者がこの時代にまだいたとは、とても驚かされますし、それをこれまで見逃し続けた監査法人も、分かりませんでしたでは済まされないと思います。
近年、企業会計規則のわずかな解釈の違いで、多くの経営者が煮え湯を飲まされて来ましたが、それとは全く次元の異なる悪質な行為だと思います。
オリンパスは、今後上場廃止等の非常に厳しい状況になる可能性もありますので、目を離すことが出来ません。
1980年代に事業会社もこぞって財テクをやりましたが、1990年台前半に損失補填問題が大騒動になり、事業会社は巨額の損失を計上しながら財テクを手仕舞いました。
その時に『飛ばし』という手法で損失を先送りしたのが山一であり、山一はこれが命取りになり、1997年に破綻しました。
あれ以来『飛ばし』という言葉は死語になってしまったと思っていましたが、何か久しぶりに亡霊を見た感じです。
しかし、今回の事件は実に巧妙です。一件有価証券の運用損とM&Aのフィーという別な取引が、実は全てが回りまわって巨額のM&Aフィーで運用損失が消されていたという、まるで推理小説ばりのストーリーです。
マネー・ロンダリングという言葉がありますが、ロス・ロンダリングともいうべき行為です。
こんな企業倫理のかけらもないような経営者がこの時代にまだいたとは、とても驚かされますし、それをこれまで見逃し続けた監査法人も、分かりませんでしたでは済まされないと思います。
近年、企業会計規則のわずかな解釈の違いで、多くの経営者が煮え湯を飲まされて来ましたが、それとは全く次元の異なる悪質な行為だと思います。
オリンパスは、今後上場廃止等の非常に厳しい状況になる可能性もありますので、目を離すことが出来ません。