9月14日のNHKの歴史秘話ヒストリアの真田昌幸、信之、幸村父子の話は面白かった。

真田家の番組となると、まず真田幸村の知略や忠義、悲劇的な運命などに焦点を当てたものが多い中で、このヒストリアは、何と真田信之という最も地味なキャラクターに焦点を当てていた。

戦国時代末期、武田信玄、上杉謙信、豊臣秀吉、徳川家康が覇権を競うなか、ちょうどその真ん中あたりの上田にいたのが真田家であり、真田昌幸はあっちに付いたり、こっちに付いたりして、真田家の存続を図った。

その節操の無さが、豊臣秀吉や徳川家康が真田昌幸を悪く言っている理由だろう。

しかし、昌幸は、幸村を豊臣家の家来にし、信之を徳川家康の家来にし、どちらが勝っても、一族のどちらかが残るという二股戦略を取った。

結果として家康が勝って、真田信之はその後93歳まで生き延び、徳川幕府の中で重んじられたとのことです。

戦略家だが忠義に欠ける昌幸、忠義と知略の幸村、非常に地味ながら粛々と生き延び真田家を守り抜いた信之、
この様な特徴あるキャラクターが揃っているのが、真田一族の魅力なのだろう。