Yahooが全国数箇所の放射線量の5分毎の測定値をYahoo放射能情報として発表し始めました。
Yahoo放射線情報

僕も放射線測定器を販売している身として、数値を見ましたが、福島以外は0.07~0.1μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)であり、通常の放射線量でした。しかし、福島県二本松市は今現在で0.325μSv/hと他の地域の約3倍の数値です。

福島県二本松市の過去24時間の放射線量は0.31μSv/hで、これは年間換算で2.7mSv(ミリシーベルト)になります。

一般的に、年間1mSvまでなら、全く問題ない数値と言われており、大震災後は年間20mSvならOKだとか、いろいろ危機感を和らげる基準議論がありましたが、赤ちゃん・子供・妊婦に対しても大丈夫という基準としては、1mSvが国際勧告と日本の法律で決まっている数値だそうです。(from こどもを放射能汚染から守りぬく方法、武田邦彦著)

福島県以外の0.1μSv/hは年間で計算すると0.88mSvになりますので、上記の基準で見ても安全な水準ですが、2.7mSvは完全に超えています。尚、放射線の規制で管理区域というのがありますが、この基準が5mSvであり、これは安全ではないが常に健康状態をチェックしていれば何とか大丈夫というというラインだそうです。

話は変わりますが、この本を読んでいて、なるほどと納得したことがあります。このところよく耳にする『ただちに健康に影響があるものではない』という表現です。

放射線の影響というのは、花粉アレルギーではありませんが、浴びた放射線量の蓄積量によって出るものであり、かなり高い放射線量でも影響が出るまでにはタイムラグがあるということです。因みに、チェルノブイリ事故では、多くの子供が小児性のがんにかかったのですが、発病自体は事故の4年後だったそうです。

従って、農産物や土壌など高い放射線量が測定されて、政府が『ただちに健康に影響があるものではない』と発表しますが、それはそれで正しいのですが、逆に言えば、蓄積して行くと後々影響が出てくる可能性があるということです。

蓄積量ということは、今から様々な対策や工夫をすることで、健康被害を防ぐことが出来るということです。一般の人はもちろんですが、特に赤ちゃん・子供・妊婦の方々に健康被害が出ないよう祈りますし、自分としても何が出来るか考えて行動したいと思っております。