実は2003年、まだアメリカのシアトルにいた頃、ハーレーに乗りたくなり2輪の免許を取得した。日本では、バイクに乗るのは若者と相場が決まっており、年を取るに従い乗らなくなるものだが、アメリカではビジネスで成功した人間がハーレーやホンダの大型バイクに乗るという風潮がある。

アメリカでは、2輪は50ccも750ccも1200ccも2輪ということで同じ扱いである。免許を取得するには、2日間の学課の講習があり、簡単な試験を受けて合格すると、次は実際にバイクに乗っての教習が2日間ある。教習の後で、検定試験があり、これに合格すると2輪の免許がもらえて、日本で言えば限定解除の2輪免許が取得出来る。

おどろいたのは、この教習、それに検定試験を250ccのバイクでやっていたことだ。合格したら1200ccのハーレーに乗れる免許を250ccのバイクで判定するのだ。(別の教習所に行ったという人に聞いたら、大型バイクで教習・検定したということだったので、教習所によって異なるようだ。)

小生も無事1回で検定試験をパスして、無事免許を取得した。検定試験もそれほど厳しくなく、かなりの割合の人が合格していた。検定試験を受けた人の中に、上下黒の革ジャンに身を包み、すごいプロポーションで、そのままバイク雑誌の表紙を飾れそうな金髪の女性がいて、皆が注目していたが、残念ながらその人は合格しなかった。

アメリカで取得した自動車及び2輪の免許は、3ヶ月間米国に滞在していると日本に帰国した時に日本の免許に書き換えることが出来る。従って、米国で2輪の免許を取得していると日本で書き換えると2輪の限定解除ということになる。・・・はずだった。実は2輪の免許を取得して1ヶ月目くらいで帰国辞令が出て、1ヶ月程度の引継ぎの後に帰国したので、3ヶ月には2週間程度足りなかった。

係員は、『この先米国に旅行して2週間以上滞在して、改めて申請していただければ2輪の免許も有効になります』と言っていたが、その後米国に出張や旅行することもなく米国の免許自体が失効してしまった。

今はどうか知らないが、一昔前までは日本で2輪の限定解除を受けるのは非常に狭き門だった。もし今でもそうなら、3ヶ月くらい短期留学出来る人であればアメリカで取った方が遥かに簡単に取れるよ。