昨日facebookの映画ソーシャルネットワークを見ました。

単なるクールなサイトが、どんどん広がって大きなビジネスへと発展し、その過程で共同創業者である友人との関係がこじれていく、VCが出資する過程で創業者連中の株式持分が希釈化する、アイディアを盗んだ盗まないで訴訟を起こされる話、などなど、ベンチャー企業の創業から成長する過程で出てくる話題が満載である。

この様な起業ストーリーは、これまでにも何度か目にしてきた。古くは、ジェリー・キャプランの『Startup(日本名はザ・起業物語)』、板倉雄一郎の『社長失格』、松島庸の『追われ者』、最近ではホリエモンの『拝金』など。

もしこれからIT業界で起業する若者に、この中で1冊だけ推薦してくれと言われたら、『追われ者』を推薦したい。

この本は、クレイフィッシュという、日米市場同時IPO、上場企業社長の史上最年少記録更新で話題になった会社の話であり、僕が1年間顧問をしていた会社も登場する話なので、詳しい話はその本を読んでもらうとして、大企業が如何に小さな企業を飲み込んでいくのか、生々しく描かれている。

ところが、この『追われ者』という本がなかなか入手出来ない。ネットで見たら、中古本が3,000円くらいで売られており、希少本扱いだ。一説には、某社が世間に出回っている本を買い占めて破棄したとも言われているが、真偽は定かではない。僕は、ブックオフの入荷連絡サービスを利用したが、入荷連絡まで2ヶ月程度待って、通常の中古本の値段で買った。この『追われ者』のすごい点は、小説ではなくノンフィクションなので、現時点で某社の社長以下主要な人の言動が実名で登場することだ。

最近読んだ『拝金』もある意味ノンフィクションに近い内容だし、まだ記憶に残っている話なので、当時の展開を思い出しながら興味深く読んだ。この本は、ストーリーだけでなく、起業が成功する心得も書いてあり、オッサン直伝のビジネス初心者4カ条というのが書いてあるのだが、これは本当に大切な内容だ。内容については、ホリエモンから著作権法違反で訴訟を起こされないように、ここでは控えます。