私の友人の話です。もう5年以上はだらだらと友人として共に過ごしてきました。通う学校が変わっても未だに食事をしに行ったり、誕生日になったらお互いにプレゼントを送り合う仲です。そんな私と友(ここからは友のことをSちゃんとします)のことを親友と呼ぶ人もいますが、親友というほど親友らしくはなく、もう知り合って5年は経つのにお互いの家も知らなければ出身地も知りません。夢の国に一緒に行く様なこともなく、適当なファミレスで駄弁る程度。私もSちゃんも、互いに踏み込み過ぎないことを無意識に心がけているからでしょうか?Sちゃんと居る時は無理に話題を考えなくてもいいし、とても楽です。たまに会って、互いの話を少しして、またさようなら、また今度…と別れるのがSちゃんと私の時間の過ごし方でした。そんなSちゃんは私とは違い、もう仕事をしている身です。そのため、私とは違って様々な場所へと出掛けることが多いです。そんなSちゃんとは最近顔を合わせる時が減り(コロナもありますから…)ラインで会話はできても、やっぱり会いたいなぁと思ってしまうのは子供っぽいでしょうか。Sちゃんといると不思議と息がしやすいものですから、また会える日をまだかまだかと楽しみにしてしまいます。今私が行っている学校ではSちゃんのことを知らない子達ばかりなものですから、なかなかこの寂しさを吐き出せずにいました。多分次会えるのはゴールデンウィークです。ただ友が恋しいだけの私の独り言でした。ここまで読んでくださった方、良き日を過ごせますように。