こんばんは、ゆんゆんです。
ここ最近、日本でも話題になっていた韓国ドラマ「スパイ・ミョン
ウォル」のヒロイン
ハン・イェスルさんが撮影を拒否し、放送中止になった事件。
そこから浮上した韓流の裏側、日本ではあり得ないきつい環境の撮影現場の真実。
「台本が撮影途中変更され取り直しは当たり前」
「放送二日前に台本が手に届くのは日所茶飯事」
「キャスティングの時の役のキャラクター設定が撮影途中に変わってくる」
などなど・・・
信じられますか?(+_+)
私がスタイリストとして仕事をしていた7~8年前にも今と変わらない、上のような事が起こってました。
台本が遅れて追われるように撮影をするのは韓国で一般的な
月火ドラマや水木ドラマ、週末ドラマなど週に2回放送されるドラマの現場でよく見られる光景でした。
0時を回り午前2~3時ぐらい撮影が終わると朝7時もしくは8時までには現地集合。
となるとヘアメイクに時間が掛かる女優さんはメイクを落として2~3時間寝らればいい方なんです。
後は車の中で仮眠をとったり、台本を覚えるしかありません。
となると、スタイリストもきつい生活を強いられます。
台本の内容によって、用意する衣装が異なってきますが、
大半の協力先が平日のみやってるところが多いのに、台本が金曜の午後とかに出てくると・・・
本当に泣きたくなります。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
では、なぜ韓国のドラマは人気もあって海外でも稼いでるのに・・・
こんな劣悪な環境での制作をしなければならないのか?
その答えは・・・
韓国のネット環境にありました。
韓国人の国民性の一つ。自分の意見をハッキリ言うところ。
いや、言い過ぎだと言った方がいいのかもしれませんが(笑´∀`)
ドラマの行く末が気にくわないと
視聴者はすぐネットの掲示板に書き込みをするのです。
ドラマの結末を作家の意思通りバッドエンドに進めようとした時に
それを防ごうと視聴者の書き込みでネットが炎上した時もありました。
素早いフィードバックは面白いドラマのためになる時もありますが
やり過ぎによって、脚本家や作家たちを怖がらせてるんです。
作家の世界観や考えではなく、視聴者の望み通りのドラマ。
いい数字はとれるかもしれないけど、役者の魂がこもらないドラマになってしまった作品も少なくないのが現実です。
私が担当していた実力派の女優さんは
ドラマの展開が変わり過ぎて、役に入りたくても入れないと言ってました。
私が仕事をしていた時よりだいぶ時間が経っているので
改善されているのかなと思いましたが・・・
改善のところか、もっと悪化しているのかもしれないのが少し悲しくなりました。
確かに、ハン・イェスルさんは仕事を放棄してしまう、プロとしてやってはいけない事をしてしまいました。
でも、私はハン・イェスルさんが悪いとは思えません。
ハン・イェスルさん以外の誰かがこの様な事をしても可笑しくない環境でしたから。
これからは数多い韓流ドラマファンのためにも、
もっといいドラマ制作環境と優秀な作品を作って欲しいです。


