嗚呼、この頃の和泉雅子はいいねぇ、可愛くて・・・。
冒険家になって以降は詐欺だね。必要以上に劣化してしまった。
「二人の銀座」は1967年の作品。
GSブーム真っ直中で、都電が廃止された年でもある。
やっぱ、デートといえば銀座の時代で、
有楽町の「みゆき座」あたりで洋画のロードショーを観て、
みゆき通りをウィンドウショッピングしたら、
「東京羊羹」であんみつを食べる。
夕刻まで銀ブラしたら、「煉瓦亭」でオムライスを食べて
帰りは都電で彼女を家まで送っていく。
そんな時代だった。
山内賢も和泉雅子も冥土が近い年齢になっているけど、
この映画(「二人の銀座」)を観ていると、
ふたりは永遠に若い恋人同士のままなのだ。