「バス停車場」のドン・マーレイにずっと注目していた。
意外だったのは、この映画が彼のデビュー作だったということ。
初映画作品にしてはテンぱらず、田舎のカウボーイ役を
丁寧に演じていたのが印象に残っている。
ロデオライダーらしく体躯が良く、その逞しさにジーンズがよく似合っていた。
写真で見ると、ずいぶん補正をしてるのがわかる。
逆三角形の体躯に見せようと、背中の腰回りをずいぶん絞っている。
着ているのは、ジャケットがLeeのストームライダーで、
ボトムスがWranglerの11MWあたりだろう。
やけにタイトで、それゆえマーレイの男っぽさが強調されている。
ジーンズはこう着るべし、という見本がここにある。
ジーンズとは、タフで粗野で男っぽいウエアだったことを思い出させてくれる。
相手役はもちろんモンロー。中西部の頭の悪そうな田舎娘という雰囲気を
素で持っている彼女にとって、この役柄ははまり役だろう。
映画と言うよりも、舞台劇で見た方がしっくりくる作品かもしれない。

