ハワイアン・ビアといえば、プリモ。
10年ほど製造中止になっていて、08年頃から
再開されたブランドだ。
70年代~80年代に次々とオープンした
ダイナー・カフェのメニューには必ず載っていた。
当時は写真のいちばん下段、左から3番目のボトルが
輸入されていたと思う。
サーファー・ディスコでも、人気があった。
味わいは、バドワイザー系の水っぽいアメリカン、
いわゆるライト・テイスト。
夏場の止渇飲料として飲むには最適だった。
プリモの対極にあったのが、ヨーロッパのビール。
コクがあって、重くて、苦味もしっかり。
当時は、レーベン・ブロイが代表的なブランドで、ローエン・ブローと間違って
呼ばれていたようだ。
で、その再開したプリモだが、輸入ビールが飲める店に行っても
品揃えしていない。なんでだろう?
ハワイのロコ・ビールってけっこう味が濃い。
それらに比べるとプリモはちょっと異端なのかもしれないが、
アロハに似合うビールとしては最高だ。
今夏は、見つけたらぜひ箱買いしたい。
陽に灼けた肌にはやっぱプリモでしょう。