おフランスの走る芸術品、シトロゥエンDS。
たまに代官山で見かける。
シートをすべてキャラメル色の革シートに貼り替えたものを。
エルメスで施工したそうだ。
施工値段は・・・。エルメスのバッグの値段から推定すると○千万円を越えそう。
もう一回、外観はそのまま、中身だけモダンな技術で
作り直してもらえないだろうか?
PSA(プジョー・シトロエン グループ)さんお願いします。
そんとき、油圧システムはコンピュータによるワイヤードにしてほしい。
このクルマから降りてきた人は、どんなにダサくても、お洒落にみえる。
こういうカタチのエコ・カーもいいかもしれない。
DSのような旧いクルマは、欧州では優遇措置の対象だそうだ。
25年以上前のクルマはオールドタイマーという識別のナンバーをもらえ、
ローマのような居住者以外のクルマの流入を禁止しているところでも、
特別措置として走ることができる。理由は、旧いクルマを文化財産とみなし、
また古都の景観を良くするものとして捉えているから。
やっぱ、お芸術の国は違うなぁ。旧いクルマに税金のインセンティブを与えて
買い替えさせようとしたり、税負担を重くしたりする国とは大違いだ。
クルマ文化を持つということは、旧いクルマ(文化遺産)を大切にするということ、だと思う。
大量消費は、経済成長の途上にある国にありがちなビヘイビアではないだろうか。