フラ印のポテチ。大好物。プレミアム・ビールにはこれが欠かせない・・・と
いまブログを書きながら食べている。指の先はベトベト。キーボードもベトベト。
フラのパッケージには思い出がある。
その昔、東京は青山のブルックス・ブラザース本店のちょいと渋谷寄りに
ガソリンスタンドがあり、その隣に「ユアーズ」というスーパーマーケットがあった。
加山雄三の映画「若大将シリーズ」のどれかの作品に若大将のアルバイト先で登場していたと思う。
このスーパーはアメリカン・スタイルで、24時間営業。近隣の大使館や在日米人などを相手に
商売をしていたのだろうか、かなりバタくさく、棚に並ぶ商品は米国製のものばかりだった。
その棚の中にフラ印のポテチがあった。当時は高級スーパーにしか納品していなかったらしい。
実はこのフラ印のポテチは、終戦後ハワイから帰国した濱田音四郎という人が
日本で最初に製造・販売を始めたアメリカン・ポテトチップスだと言う。
彼の門下生が、その後、さまざまなポテチ・ブランドを立ち上げたそうで、
いわば日本におけるポテチの元祖であるそうな。
で、話を青山の「ユアーズ」に戻すが、このスーパーで発見した頃、
フラ印のポテチは高嶺の花だったという記憶がある。
シュリッツやプリモの缶ビールを1缶買えば、サイフの残り銭がさびしくなる身には
ビールのつまみにと買うのはちょっと無理だった。
それから20年後、スーパーで再会した時、その値札に感動した。買える!
以来、ビールのつまみはコレと決めている。パッケージに日本語が書いてないともっといいのに!
で、復刻ラベルという企画はどうだ?抽選でパッケージ・イラスト柄のオリジナル・アロハなんぞを
プレゼントしてくれるとなおウレシ。