©William A. Smith
アメリカ・イラスト界の重鎮だった、
ウィリアム・アーサー・スミスの作品だ。
この人は、二次大戦中にOSS(CIAの前身みたいなところ)で仕事していて、
中国およびアジアに2年間くらい従軍していたらしい。
そのおかげで、アジアの言語を理解していたというが、
このイラストを見ると、日本語の看板などをしっかり描いていて驚く。
だいたいこういう外国人が書く日本語というのは、いい加減で、
言葉がわからないから記号みたいに描きがちだが、日本人が見ても
ぜんぜん問題ない。1918年生まれだから、まだ生存しているかもしれないし、
亡くなられたかもしれない。新聞や雑誌、広告などの分野で活躍し、
その作品はメトロポリタン美術館やアメリカ議会図書館に所蔵されている。
東京をスケッチして描いた当時の作品をもっと見たい気がする。

