シカゴといえば、「チェス・レコード」。
マディ・ウォータース、チャック・ベリー、ハウリン・ウルフ、エタ・ジェイムス・・・。
ブルース、ロックンロール、R&Bなどのアフロ・アメリカンの音楽が
ポップスの表舞台に登場する1955年当時の音楽業界を描いた映画、「Cadillac Records」。
当時、チェス・レコードのオーナー/レナード・チェスは
ヒットのご褒美に「Cadillac」をプレゼントしたそうだ。
GMが破綻したいま、全盛時代の「Cadillac=GM」の威力を再認識させられる映画だろう。
登場するヴィンテージ「Cadillac」のコンディションがすばらしい。
新車以上に新車だ。とくにエイドリアン・ブロディ演じるチェスが乗る
1958年式とおぼしき黒のコンバーティブル「Cadillac」はお見事!
音楽も、クルマも、アメリカも、ものすごく元気だった時代を
思いだして、もう一度黒人の大統領の下でロックンロールしてほしい。
ちなみに、ビヨンセがエタ・ジェイムスとはちょっと美人すぎるけど。
日本では8月公開
http://www.sonypictures.jp/movies/cadillacrecords/