先日、代官山でキャディラックの1947年モデルを見た。
実物を見たのは初めてだ。
シリーズ62のファストバッククーペ。
色はブラックで、モール類はピカピカ。
第一印象は「優雅っ!」・・・。
そして、室内を覗くと「エレガントっ!」・・。
いわゆる、アメ車のイメージとは違う。
ヨーロッパの香りすらする。
極上の程度から放たれるキャディのオーラは
世界一のクルマを誇った作り手の情熱だ。
メルセデスだって頭を垂れた時代のキャディは美しい。
あのアメ車の持つ大味な感じは微塵もない。
GMはすでに破綻の状態にあるが、
60年前はこれほどのクルマを造る技術と力量があったわけだ。
MBA取得のエリート社員と強い労働組合は、
こういうクルマを自分たちの会社が作っていたことなど
忘れてしまっているに違いない。
GMの再生は、こういうモノづくりの原点にしか
ありえないと思う。
それにしてもいいクルマだった。意外に、大きくない。
でも、色っぽさでは欧州車などを蹴散らす魅力にあふれている。
乗っていたのは外国人(白人)と日本人のカップルだ。
