小論文と面接で合否を決めるAO入試を導入した大学の関係者に聞いた話なのですが、初年度はいろんな答案が出てきて面白かったんだそうです。

ところが2年目、3年目になると、予備校がこういう風に書けと言うマニュアルを作ってしまって、同じような答案ばかりが出てきて、非常に詰まらなくなった。予備校の指導力は見事だが、あれでは小論文の意味がない、と。

 

それに対して、僕はこういったんです。

『そんな800とか1200の字数ならば、予備校側もこう書けばいいというテクニックを伝えられますよ。「小論文」などという科目で判断するから、中途半端な試験になるんです。本当の論文を課してその場で10時間とか与えて、原稿用紙20枚とか25枚書けと言えば、我々予備校は手が打てませんよ。』と。

 

しかし、大学側は採点や評価が大変だからか、そういうことはしません。とすれば、大学側にも問題があるんです。本気で個性的な生徒が欲しいのだったら、800字や1200字ではなく20枚も30枚も書かせればいいんです。それだけの字数であれば、受験生が本当に物事をしっかりとらえ、それを表現できる人物であるかどうか、明確に判断できると思います。

 

原稿用紙20枚や30枚と言うと、8000~12000字という計算になります。大変な量ですが、試してみる価値はありそうです。

 

これまで「1日1万字チャレンジ」をFC2ブログでやったことがありましたが、結局7000字弱でダウンしてしまったので、リベンジもかねて挑戦してみたいですね。

 

なによりそれが自信にもつながると思うので。

 

近いうちにとんでもない長文がこのブログに掲載されるかもしれません。こうご期待。