「天気の子」に使われてる曲なんかをYouTubeで聞いてると、コメ欄で「映画見て鳥になった」と報告する人があまた。

僕はオールドファッショニスタなので、『天気の子』はまだ見ていません。数年経ったらどうせ地上波で垂れ流すでしょうから、そこで見ようと思います。

ところで、新海誠とRADWIMPSの組み合わせときて外せないのが「君の名は。」ですよね。実際に映画館に足を運んだ人も多いんじゃないですか?繰り返しになりますが、僕はあいにくオールドファッショニスタなので、例にもれずリアルタイムではなく地上波でやってたやつを録画してみましたよ。

ぶっちゃけると僕は初めて「君の名は。」を見るまで、やけに喧しい世間の声に否定的でした。「なーんか結局のところ、流行りに敏感なミーハーたちが騒いでるだけじゃないの?」と。

でも実際は違いましたよね。見たことある人なら言わずと分かると思います。頭っからケツまで鳥肌立ちっぱなしの構成。世間が騒ぎ立てるのも納得の内容でした。ストーリーはさておき、内容と楽曲のマッチングっぷりに、僕も録画したやつは3回見直しました。

こんなんなので「天気の子」で二人のタッグがどれだけ楽しませてくれるかはなんとなく想像がつきます。どうせ見終わる頃には鳥になるのがオチでしょう。




そんな2人が奏でる二重奏。それを目当てにリピートする人は少なくありません。そして、そういう人の大半は「なぜリピートするの?」と聞くと「感動したから」と答えます。

でも、本当にそうでしょうか?

思うに彼らが言う「感動した」は、どちらかというと「気持ちよかった。イった。快感だった。」のほうが近いです。要は、映画の中でRADWIMPSの曲が流れ出し、視聴者を鳥にするというような瞬間がいくつかあるわけですが、リピーターの多くもその快感を味わうために再び映画館を訪れるのではないか、と。

そう考えると新海誠+RADWIMPSマジックはアダルトグッズのようなものです。結局のところ、快感が売りなのですからね。







アダルトグッズ「天気の子」は映画館に行けば1000円ちょいで買えます。700円くらいするTENGAに比べてちょっとだけコスパが悪そうに見えますが、とはいえ2時間のフルコースですからね。そう考えるとコスパ良すぎです。

さらにあと数年待てば、このグッズもテレビの電波に乗って全国にばらまかれます。それも無料で、です。加えて映画館とは違い録画すれば半永久的に使えますからね。ぼくはオールドファッショニスタに加えてケチなので、快感を味わうのはその時までお預けということでいきます。

皆さんはどうですか?