生きていると、
色んな出会いがあるだけ、別れもある。
別れは寂しい。
でも、
出会いがあったから寂しいんだ。
人と人として、共有した時間があるから、寂しいんだ。
色んな思い出があるから、寂しいんだ。
だから、別れが寂しいのは素晴らしいことだ。
寂しければ、寂しいほど素晴らしいことだ。
それだけ、お互いの人生にとって大きなものを残しているから。
そして、お互いに次の一歩を踏み出すとき。
それは、出会いと別れがなければ、なかった一歩。
その一歩が何よりも素晴らしいこと。
人生の豊かさとは？
お金があれば豊か？
無いよりはあった方が良い。
多くの人がそう答えると思う。
良い服着て。
良いもの食べて。
良い車乗って。
良い所に住んで。
でも、
良い服って何？
良い食事って何？
良い車って何？
良い所ってどこ？
有名なら良いの？
値段が高ければ良いの？
たまには、そういうことも必要だと思う。
気分を晴らしたいとき。
お祝い事があるとき。
でも、それだけでは寂しい。
社会が決めた尺度だけでは寂しい。
社会が決めた尺度にとらわれず、素直に自分の感情にしたがってみる。
そうしたら、たぶん何かが変わる。
自分が笑顔になれるもの。
人を笑顔にできるもの。
それが、豊かなもの。
家族とは、帰る場所。
家族とは、最後は味方になってくれる存在。
家族とは、心のよりどころ。
だから、家族がいる自分が幸せだと思う。
もちろん、色んなことはある。
家族が嫌になるときもあった。
でも、そんな家族がいることに感謝。
こんな風に感じることのできる自分が幸せだと思う。
こんなの綺麗ごとと感じる人もいる。
家族がいない人もいる。
色んな事情がある。
だから仕方ない。
世の中全員は難しいかもしれない。
でも、少なくとも自分と関わった人の味方でありたいと思う。
家族だなんと言うつもりはない。
でも、最後の最後まで味方でいる。
ただ、それだけ。
