術中に検査に出されていた。
その結果はその夜にベッドで聞いた。
先生が私の様子を見にきた時の
「明日、話すからね~」と言った時の
びみょ~な空気を見逃さなかったのだ

「わかってるなら今!今言ってえ!
気になって眠れんや~ん!」と
チキンなくせにワガママな私は
お願い、お願いとせがんだ

予想できた事だけど・・と
断面にがん細胞があったこと、
子宮摘出手術をしなければならない事を告げられた。
妹がいてくれたので、気を保てた。
私は、
もう息子を産んでるんやし、
この年やしねえ!なんて言った。
ような気がする。
今以上に息子に心配や不安や
心細い思いをさせるのか、と
それだけが頭をグルグルした。
妹は息子のことは心配いらん、
皆がおるから心配するな、
大丈夫やから頑張り!と励ましてくれた。
笑顔で妹を見送ったあと、
望んで聞いたくせに
悶々として眠れなかった。
臓器摘出なんて。
がんのために、なんて。
私にそんなことが起きるなんて。
まだ、我が事との実感を持てず、
したがって覚悟も決まらぬ私をよそに
流れるように物事は進んでいった。