母親譲りの毛色と額の流星がチャームポイントのヴァーミリアン。
皆さんこんばんは♪
本日はノーザンホースパークで乗馬として余生を送る、日本ダート界を制圧したヴァーミリアンを紹介していきます。
グイッポをするヴァーミリアン。
ヴァーミリアンは父エルコンドルパサー、母スカーレットレディから誕生しました。
現役時代は34戦15勝。
代表勝利はG1ジャパンカップダート・フェブラリーステークス・川崎記念・JBCクラシック・東京大賞典・帝王賞…
G1級競走9勝は歴代3位タイ「1位はコパノリッキーの11勝。」。
更に7年連続重賞「G3〜G1」勝ち。
5つの競馬場でG1制覇とダート競走獲得賞金1位…
如何に時代を支配したかがわかる成績を残しました。
一見敵なしに見えるヴァーミリアンですが、とある名馬には勝てませんでしたが、それは話しが別になるので割愛します。
そして現役時代は2歳〜8歳と非常に長く活躍し、8歳時に能力の衰えにより引退。
引退後は種牡馬として活動後、ノーザンホースパークに乗馬としてやってきました。
代表産駒はノブワイルドやノットフォーマルになります。
そして馬名の意味は「朱色」または「化学》辰砂、水銀朱、硫化水銀◆辰砂は産地・中国辰州にちなむ。固体。赤色の顔料。vermillion＝硫化水銀mercury(II) sulfide＝シナバーcinnabar＝メタ辰砂metacinnabar」
これは英語で同じスペルで「ヴァーミリアン」・「ヴァーミリオン」両方あるので、ややこしくなってます。
カメラ目線のヴァーミリアン。やはり品格と凛々しさからくるカッコ良さが漂います。
さてヴァーミリアンの性格ですが、基本的には以前紹介した母親のスカーレットレディに似ていて、とてもクールでマイペースな性格です。
しかし違うのは競走や乗馬の際は、父エルコンドルパサー譲りの知性と能力を発揮する点で、非常に応答性が良く、初心者でも安心して乗馬出来る程の頭の良さを発揮します。
更に気性も穏やかなので、ノーザンホースパークで名馬に乗馬したい方には非常にお勧めです。
普段は母親譲りな性格ですが、やはり人が好きで厩舎の外に顔を出したり、ポーズをとってくれるサービス面の良さに、現役時代の凄さと父エルコンドルパサーはウマ娘の影響もあり、息子ヴァーミリアは引退から月日が経った現在も、人気は非常にあります。
また父エルコンドルパサーは種牡馬時代に若くして夭折しているので、少ない代表産駒としてもヴァーミリアンは非常に価値がある存在でもあります。
ヴァーミリアンの詳細。
普段は母親譲りで、乗馬は父譲りな性格のヴァーミリアン。
母親は現在もYogiboヴェルサイユリゾートファームで非常に元気に過ごしています。
父エルコンドルパサーの性格は不明だったので、ノーザンホースパークのスタッフさんに聞いたところ、ヴァーミリアンの競走能力や知性に動じない部分をより強くした感じとの事で、非常にありがたい対応に感謝しています。
またヴァーミリアンを見て、世界最高峰に挑んだ父譲りの能力でダートを制圧したのも感慨深く、種牡馬として血を残せた事も本当に良かった事です。
これだけ両親から良い部分を受け継ぐ事は非常に稀に感じます。
そんなヴァーミリアンは現在ノーザンホースパークと言う、非常に近い存在なので来場の際は是非お会いして下さい。
また乗馬で名馬を選べるかはわかりませんが、もし選べるならこちらも是非体験してみて下さい。
如何でしたか？
今回は父が世界最高峰の凱旋門賞に挑んだエルコンドルパサーの息子、ダートの王者ヴァーミリアンを紹介しました。
実際血を残す事はとんでもなく難しい中、父エルと息子ヴァーミリアンは成功し、息子は更に乗馬として活躍しています。
今迄紹介して来た名馬の中で、牡馬としては1番幸せな生涯を送っているのではないでしょうか？
そう言う意味では馬生における「理想的な成功例の一つ」になると思います。
これからのヴァーミリアンの幸せと、同じ成功例が出る事を願い、今回は締めさせて頂きます。
今回もありがとうございました😊
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それではまた次回に😊