人を追うエタリオウ。ステイゴールド「以後ステゴ」産駒の中では屈指の人好き。
皆さんこんにちは♪
今年度最後はYogiboヴェルサイユリゾートファーム様のプライベート種牡馬である、エタリオウを紹介していきたいと思います。
ステゴ産駒は何処と無く人には懐かない部分が多い中、エタリオウだけは別格の人好きなんです。
エタリオウは父ステイゴールド、母ホットチャチャから誕生しました。
現役成績は17戦1勝。
代表勝ち鞍が未勝利のみ。
では何が凄かったのかと言うと、未勝利しか勝てなかった中でG1競走を含む2着が7回と言う記録を打ち立て、「最強の1勝馬」と呼ばれた為でした。
通常はデビュー・未勝利クラス→500万下→900万下→1600万下→オープン→グレードクラスと進む中、エタリオウは未勝利ながらその後のレースを2着に7回「4着1回を含む。」入選し続けた事から、日本ダービー・菊花賞と言う大レースにも出場をし、その前のグレードレースも2着に入り、ダービー4着・菊花賞2着と言うある意味覇業を成し遂げました。
これは馬のクラスに該当する「本賞金」が積み重なった事で、G1レースにも参戦出来た事になります。
菊花賞2着以降は翌年の天皇賞(春)4着を最後に低迷し引退しました。
引退後は現在のYogiboヴェルサイユリゾートファームにてプライベート種牡馬として過ごしています。
また本賞金1億9570万円を獲得したエタリオウは、1986年以降にJRAでデビューした1勝馬の中で最高額の記録となりました。
エタリオウの馬名の由来は、「得たりおう。うまくしとめたとき、応戦するときに発する言葉」になります。
人好きなエタリオウにとって、見学者と過ごす日々は最高の様です。
プライベート種牡馬と言うのは、その牧場だけで種牡馬として生活する事が中心ですが、希望者がいれば値段等を打ち合わせして種付けする事が可能です。
因みに値段は「要相談」になります。
エタリオウは父ステイゴールドで、ステイゴールドの代表産駒である「金色の暴君オルフェーヴル」や「芦毛の暴君ゴールドシップ」またウマ娘でも登場してる「ナカヤマフェスタ」等、とにかく2癖・3癖の気性難が有名ですが、エタリオウについてはそれに当てはまらず「人好きの優等生」になります。
母親の良い部分を受け継いだのか、ステゴ産駒を知ってる方々からすると「あれ?本当にこの子の父はあのステゴ?」と思ってしまう程落ち着いており、また人好きでサービスしてくれます。
でも逆に考えたら、ステゴ産駒の中での個性派として目立てるので、エタリオウ的には「してやったり」かも知れませんね。
エタリオウはサービス精神旺盛で、非常に豊かな表情を出してくれます。
そんなエタリオウの魅力は他のステゴ産駒には無い優しさが一つで、自分から気付いたら近くに来てくれる事です。
例えばナカヤマフェスタやゴールドシップは基本的に自分のペースで物事を判断して近くに来たり来なかったり、或いは顔をみせなかったりするのですが、エタリオウは近くに来てくれて堂々としています。
恐らく母親似の性格を受け継いだのかと思われますが、なかなか大変なステゴ産駒の中でも写真を撮ったりニンジンをあげる時もすんなり来てくれるので、見学者に優しい一面を持ちます。
サービス中のエタリオウ。ファンにとってはありがたい行動です。
またエタリオウは人と遊ぶ事も大好きで、大勢の見学者の前でもちょっとした戯れあいをする程のサービス精神を持っています。
※触りたくなりますが、無断で触れ合わないで下さい。
例えば近くに居なく、牧草を食べている時に見学者が他の馬の方に行こうとすると、見学者の反対方向から早足で急接近して驚かせたりします。
勿論噛む事は無いのでご安心下さい。
或いはニンジンの駆け引きを楽しんだりと、とても魅力に溢れた性格をしています。
サービス中のグイッポ。表情がまた良いです。
また堂々とした性格なので、決める時はカッコよく表情を決めたりゆるい時は↑の様な面白い表情をする事から、それまでのステゴ産駒には無い魅力が溢れており、ファンだった方々や新たなファンもその性格上増加しています。
そしてエタリオウの持つ魅力は、ギムレット・ローズ,ダムールのG1馬にも勝るとも劣らない程であり、ゴールドシップ達とも渡り合えるクラスの魅力だと言えます。
優しく堂々としていてカッコいい…
ある意味では「理想の男性像」になるのでは無いでしょうか?
YogiboヴェルサイユリゾートファームのG1馬を除くと、「癒しのビービーガルダン」・「優しく可愛いエンパイアペガサス」・「堂々としてカッコいいエタリオウ」の三巨頭?になりそうですね。
エタリオウ自身は非常に若いので、プライベート種牡馬ながら良い子が出てくる事を願いつつ、今回は締めさせて頂きます。
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それではまた次回に😊