↑尾花栗毛でルックスも抜群ながら、世界をも制したタイキシャトル「通称シャトじいじ」は年齢を重ねても衰え知らずだった。


皆さんこんばんは♪


本日はドットさんの親友にして、「日本競馬が世界で勝つのは夢のまた夢。」

と言われてた時代に誕生し、世界最強のマイラーの座に君臨したタイキシャトルこと、シャトじいじを紹介していきます。


↑タイキシャトルの詳細。


タイキシャトルは父デヴィルズバッグ。母ウェルシュマフィンから誕生しました。


出身はアメリカで、その当時は「外国産馬」でした。


現役時代は脅威の13戦11勝。


代表勝利はG1スプリンターズステークスとマイルチャンピオンシップに安田記念。


そしてフランスのG1で、世界最強マイル王決定戦とも言われるジャック・ル・マロワ賞「G1」になります。


引退後は種牡馬で活動し、その後Yogiboヴェルサイユリゾートファームに行き、終生の地ノーザンレイクで天寿を全うしました。


タイキシャトルの代表産駒は「メイショウボーラー・サマーウインド・レッドスパーダ」になります。

また「マイラー」とは競走馬の「距離適性」の事で、正確にはマイルです。


マイルはおおよそ1401m〜1800m間の距離の事を差します。


ファンサするシャトじいじ。

現役時代はトップクラスで危険と呼ばれてましたが、凄く人好きなじいじでした。


シャトじいじが何故あんなに強かったかを調べると以下の事になります。


①全ての能力が平均値を大幅に上回っていた。

②芝適性も良から道悪まで問題無く力を発揮した。

③国内・海外問わず①・②を含め対応出来た。


シャトじいじやエルコンドルパサー以降、日本は海外挑戦が盛んになりました。


しかしそれはじいじやエルが道を切り拓いた事が非常に大きな影響だったのです。


カメラ目線のシャトじいじ。

やはり凛々しい。


シャトじいじの魅力は上記の強さや偉大さだけでは無く、そのルックスや性格もまた魅力的です。


まず尾花栗毛で、この毛色の定義ははっきりしていないものの、栗毛かつ髪が金または淡い栗色になりますが、シャトじいじの他に「トウショウファルコ」や「トーホウジャッカル」あとはウマ娘にいる「ゴールドシチー」が居ます。


基本的イケメンと言う事です。


シャトじいじは性格はやんちゃですが、人好きなので戯れる姿が、現役時代とはまるで別物の様に「近い存在」である事も凄い魅力でした。


またシャトじいじは頭が良く、隙を探してちょっかいをかける姿が可愛いじいじでもありました。


業務用扇風機で涼しむシャトじいじ。


一緒に居たメイショウドトウ「ドットさん」と凄く仲が良かったシャトじいじ。


お互いがお互いの良さを認めたからこそ盟友だったと思います。


シャトじいじは世界最強マイラー。


ドットさんは「世紀末覇王」テイエムオペラオーに唯一対抗出来た存在。


性格は真逆。


だからこそより輝いて見えたのだと言えます。


扇風機を直撃で涼しむシャトじいじ。

非常に絵になる魅力です。


私がノーザンレイク様で見学した日は7月17日で、↓の写真以外は全て同日に撮影しました。


やんちゃで人好きで遊び上手なシャトじいじは28歳とは思えない程元気でした。


誰もがまだまだ長生きしてくれると思った事でしょう。


私もそう思いました。


シャトじいじの世代は97世代。


サイレンススズカやマチカネフクキタルやメジロドーベルやステイゴールド達と個性派揃いでしたが、その殆どが天国に旅立ちました。


しかし、それは突然の出来事でした。


シャトじいじの献花台。

納骨式終了に伴い撤去する予定でしたが、現在も多くのファンから花が寄せられます。


8月17日未明…シャトじいじは旅立ちました。


何の予兆も無く、朝5時にノーザンレイクの関係者様が発見されたそうです。


あれだけ元気で活発だっただけに信じられませんでした。


栗毛の名だたる名馬は何故か30歳手間で亡くなります。


ミホノブルボン・マヤノトップガン…そしてシャトじいじ…


皆28歳です。


一つ世代下の栗毛の名馬にはグラスワンダーとエアジハードがいます。


シャトじいじが成せなかった30歳と言う壁を、グラスとエアジには超えて欲しいです。


亡くなったシャトじいじは、新ひだか町静内の桜舞馬公園で眠っています。


シャトじいじの墓。

桜舞馬公園は二十間道路の桜並木沿いにあり、季節になると素晴らしい桜が堪能出来ます。


シャトじいじ亡き後、じいじの支援者様は同じ「タイキ」の冠名でタイキ軍団初のG1馬、タイキフォーチュンの支援者になられた方々が多いとの事です。


きっとシャトじいじがフォーチュンに託して旅立ったのだと思います。


強く・優しく・やんちゃなシャトじいじ。


その想いはドットさんやフォーチュン、ノーザンレイク様が大切にされる事でしょう。


悔いがないと言えば嘘になりますが、シャトじいじには30歳は超えて欲しかったのが唯一の悔いです。

しかし余生を支援する以上、必ず最期がやってきます。


ですので、支援者だけではなく見学されたい皆様も「元気な内に推し名馬に会えるだけ会って下さい。」時は待ってはくれません。


如何でしたか?


今回は惜しくも亡くなったシャトじいじこと、タイキシャトルについて紹介しました。


もう彼に会う事は叶いませんが、だからこそいつでも会える様にブログにして残しました。


存命中の名馬だけでは無く、亡くなった名馬も取り上げていきますので、よろしくお願いします。


今回もありがとうございました😊


当ブログを見て「会いたい」または「支援したい」と思ってくれたら幸いです。


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それではまた次回に✨