【Instagram】に
「ミュージックスタンプ」
という機能が出来てから
多くのユーザーが
投稿に"音楽"を追加するようになった。
新しい"音楽"や"アーティスト"との
出会いに繋がり
"雰囲気"も作れるので
いい機能だとは思う。
…でも私は
この機能のお陰で
常に"ミュート"をするようになった。
音楽には
人それぞれの"思い出"が詰まっている。
私は
今まで10種類以上の
職場で働いて来た。
だから
出会った人も多く
その分思い出も多い。
そして
今は音楽の仕事をしているため
普通の人よりも
音楽と"リンク"する思い出が更に多い。
Instagramの
タイムラインを開く度に
「プルースト現象」が起きるのが辛い。
(ある音楽によって色々な記憶が甦ること)
…以前働いていた職場で
こんなことがあった。
『たまになら好きな曲をかけてもいいよ』
と先輩に言われていたので
寒い時期だったこともあり
何となしにバラードをかけた。
すると
一人のスタッフから笑顔が消えた。
「◯◯さん、どうしたんですか？」
と聞くと
『…………』
…頬を伝う涙が見えた。
「えっ!?」
『…ゴメンね』
『今この曲は聴きたくなかった…』
経験の浅い当時の私にとっては
衝撃的な出来事だった。
違う職場でも
何度か同じ場面を目にした。
大切な人が好きだった曲
愛する人が好きだった曲
家族が好きだった曲
恋人が好きだった曲
親友が好きだった曲
etc…
音楽には
人それぞれに深い思い出がある。
40歳を過ぎて
私も音楽を聴いて涙することが増えた。
それなりに
大人になったのかな。。。
自分が思っているよりも
ある人にとっては
一つの音楽がとても重いことがある。
それだけは
知っておいて欲しい☆☆彡