京のお誂え 阿吽の金剛力士像の手描き・・・ 検 蓮華王院・三十三間堂・二十八部衆
京都東山・蓮華王院・・
三十三間堂の千手観音像に従う二十八部衆の
「那羅延堅固像と蜜迹金剛像」。
二十八部衆が千手観音の守護にあたります。・・・
京都駅から、歩いても20分くらいの
ところにありますよ。
これに風神・雷神を加えると三十体の等身大の諸尊が、
千手観音像の前列に安置されています。・・・
いずれも玉眼を入れた寄木造りの彩色像で、
それぞれが迫真的な表情と姿態を見せる
鎌倉彫刻の傑作です。
七百年以上も前に、よぉこんなのがつくれたことです。
一月成人の日の通し矢はここで行われています。
TVのニュースでよく見ますよね。
向かって左が、蜜迹(みっしゃ)金剛像。
右が那羅延堅固(ならえんけんご)像です。
口を閉じた「吽(うん)」が向って左、
口を大きく開けた「阿(あ)」が向って右
という並びになります。
「阿吽(あうん)は仏教の呪文(真言)のひとつで、
梵字に於いて、「阿」は口を開いて最初に出す音、
「吽」は口を閉じて出す最後の音であり、
そこから、それぞれを宇宙の始まりと終わりを
表す言葉とされた。
日本の一般社会においても、二人の人物が呼吸を合わせて
共に行動している形態を「阿吽の呼吸」と呼称している。
こういった仏像系は、造られた時は、
ド派手な極彩色なのですが、
何百年という時間の経過とともに、
色は剥落し独特の色合いになっています。
その悠久の時間経過が日本人の美に対する
意識なのでしょうね。
これを造られた当時の極彩色に復元するとなると、
とんでもないことなんでしょうね(笑)・・・



