〔 鍛高譚 〕が語る本当の話１０ ( もっともっと気を上げ キイを上げて！ ）

もっともっと気を上げ キイを上げて！

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吾輩は いつも氷で冷やされているので冷静でいられるが 時にはお湯割りなどにされると身も心も熱くなり 頭まで熱くなる。吾輩は この程度の熱さなら我慢もするが 政治家の体たらくや不甲斐なさ 更には不徳に至っては我慢できないものがある。 最近 その数倍情けなくなるような話を耳にした事がある。　
その後 Dotpedは吾輩と 例の眼光鋭い老人と度々邂逅（かいこう）する毎に 彼等は政治屋相当の気焔を吐く。実は耳にした不徳な話と云うのも 彼らから聞いた話である。
珍問答は吾輩の最も得意とするところなのだが 国会の質疑応答や 現内閣の政権担当能力については 大いに疑問が残る。 国会で与野党の論戦が全く噛み合わず 野党も 言葉尻を捉え突き追及ばかりで ねじれ国会とはいえ 体を成していない。 これでは国家として成り立たないと 酔客の中にも国を憂う声が多い。 吾輩は今 飴と無知で ノスタルジーの中だが 何か？　

〔 もっともっと気を上げ キイを上げて! 〕 

( 不意のノスタルジア ) からの続き

やがて噂の その素敵な女性がやって来た。
彼女と目を合うと 微笑みながら 『 どうぞ 』と のど飴〔生黒飴〕をくれた (◕‿◕✿
長閑な もとい 喉から手の出るような上手さだ いや甘さだ！



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名前はエミー 友子ママの友人だ。 
各地のカラオケコンクールに参加 何度もトップクラスで入賞 先週もある県の大会に参加。


『 先週は 如何でした？ 』 彼女が席へ着くと 聞いてみた。
『 あぁ やっぱり聞かれた 今回は恥ずかしながら入賞しなかったのよ 』
『 えーっ それは残念 』
『 前日から一泊し 夕食後 知り合いの仲間と つい飲み過ぎてしまい 上手く声がでなかったの 
　 あぁ本当に残念だったわ 』


毎日ボイストレーニングや体調管理をするのは当たり前で そうして大会で入賞する人達の中から 
プロの歌手が生まれてくるのだと云う。
大会のエピソードを聞いているうちカラオケタイムになる。


昔の女性曲を歌い エミーの席へ戻ると 貴方 凄く上手ね でも大事なアドバイスを上げると云う。
彼女のアドバイスによると 男性が女性曲を歌う時は 割と楽な音程で声が出るが 音程が低過ぎ 
どうしても盛り上がりに欠け 結果として視聴者を魅了することが出来ないとい云う。


『 貴方は 澄んだ声の高音も綺麗に出ているので キイを３つ上げても大丈夫 でも貴方の最大の
   魅力は 今の男性に少ない 女性が身震いするような低音域で響くとこにあるから そこを十分
   生かすといいわ 』
『 今迄はストレス解消に 自分勝手に楽しんで歌うだけで 自分では全く気にしなかった そんな
　 プロ的なアドバイスを聞くこともなかったし･･･ 』


『 それでは いつまでも進歩ないわね キイを上げ もう一度歌ってみなさいよ 』
『 客の前で 同じ歌を歌うのはどうも ママから教わった〔安芸の宮島〕をトライしてみよう 』


キイを 一番で一段 ２番で二段 三番は もっと気を上げ三段上げて貰い 歌詞を見ずに歌う。 
曲の途中でキイを上げる度に 変調になりそうだが すぐ落ち着く。


席に戻ると 友子ママも一緒になり 前よりずっと生き生きとしていいわ 私より上手いと褒める。
お世辞が上手いと云うと お世辞ではなく 本当に上手いから上手いと云う。
気を良くさせるのも上手だねと云うと エミーは 貴方は素直に受け止めないのが欠点ね と云い
続けて云う。


『 貴方はｶﾞﾗｶﾞﾗ声で怒鳴るような 男演歌は合わないわね 大人のムードが漂うようなロマン
   チックな歌が合うわ J-POP も似合わないわね 』
『 やっぱ K-POP っすね　』
『 ？？？・・・アハハハ 冗談も上手いのね 』 エミー顔が 笑み顔に (◕‿◕✿


エミーのストレートな物言いは 彼女が厳しい環境で生きる世界観から来るものなのだろうか？
いくら彼女が不断の努力を重ねても 曖昧な妥協では良い結果は得られず いつも成果だけを求め
られているからなのだろうか？


友子ママが 突然 『 ところで 小雪さんは 今どうしているの？ 』 と聞いてきた。
ブログの回顧録では ある年の冬にスキー場に行ったままになっているけれど どのように語ろうか
迷いながらも口を開こうと思った時 ママが突然立ち上がると
『 いらっしゃいませ～  』 例の老人が やって来た。

　　　　～　き ゅ う け い　～

☆ 低次元で対立しているのは政治の世界 良きライバル関係は！

日本のエレクトロニクスメーカー Vs 韓国 LG・サムソン そして K-POP を迎え撃つ J-POPは


『 やっ この頃 君とは よく会うな  』
『 本当ですね。 いつも お元気そうで  』
『 ワシの元気を 今の体たらくな政治家達に煎じて飲ませたいものだ  』
『 何か新しいニュースでもあったのですか？  』


『 事業仕分けなど パフォーマンスに見えて仕方がないのだ  』
『 全体の仕分け状況を見ていると なかなか面白いですよ  』
『 報道だけでは さっぱり内容が分からないがな  』
『 新聞もテレビも 一部しか報道しませんが ネットの動画では生放送や録画を見れるのですよ  』 
　 その状況と内容を少し説明してみた。　



『 エコとかクラウドとか名前を付けると 各省庁の局から同様な予算が出て来たり 一度廃止と
   評価されたものが姿・名前を変え ゾンビのように生き返って出てくる始末で 議論は紛糾し 
   分かり易く面白かったですよ  』 更に 『 民間で出来るものを 天下りの官僚達が生きる為
   公益法人が依然として残っていたり それに国民批判が現在の与党の票に繋がったはずなのに 
   政務三役が各省に入ると すぐ取り込まれてしまう与党議員達には もうガッカリですね 』


『 昼のニュースで 法務大臣の国会軽視の失言を聞いたが 些か驚いた。 あれで大臣かね　
   地方分権の前に 内閣が痴呆化しているのかね 』 上手いことを言う。
『 最近 閣僚の発言の軽さには 本当に驚きますね 私は 最近 面白そうなドラマやスポーツは
　 テレビで見ますが ニュースはほとんど見なくなりました 』
『 君はニュースを見ないのか！！ 』


『 いえ テレビでは見ないのですが ネットで各局のニュースはコマーシャル無しで見ています。 
　 今週はニコニコ動画というサイトで 国会中継や事業仕分けを生放送と録画で全部 放送して
   いましたしよ  』
『 なるほど インターネットとは 本当に便利だな！ 』
『 視聴者からの意見やコメントも 双方向で同時に出てくるので 全体の内容と真実が よく見え
   一段と面白いですよ 』
『 そうか 今からワシもネットを勉強しようかな 』 
   強面の顔が笑うとニコニコ顔の童顔になり まるでニコニコ動画 (◕‿◕✿



『 それにしても 谷○とか石△なども 最近は野党顔が板について来たと言うか 言葉尻を捉えて
   突くような追及ばかりに専念しているおる。 あれは政治家の顔つきではないな 』
『 人間って そんなに環境の変化で 顔つきまで変わるものですか？ 』
『 そりゃ～当たり前だ 恋人や夫婦だって連れ添っているうちに顔が似てくるではないか 』
『 ママの顔を見ていたら 今からでもハンサム顔になれますかね 』
 ママがこちらに来るのを見て 言葉が勝手に出てしまった。


『 あら お二人で仲良く 何を話されているんですか？ 』
『 ママをじっと見つめていたら 男も上がるかという話をしていたんですよ 』
『 あらっ 私じゃなくて小雪さんじゃないの？ 』
『 誰だ その小雪と云うのは？ 』


又 小雪さんの話に戻ってしまった ヾ(ﾟｰﾟ;)

次回へ続く･･･

〔 業事仕分け第３弾 ー１１２事業を対象に再仕分け 〕

前回の仕分けと違い 一般人の見学者は少なくガラガラだとテレビ報道があった。 しかし実際は 朝一番は　　少ないが 午後の動画をみると ほぼ満席だった。
毎日午前９時～１０時に開催 午後７時半～９時半近くまで仕分け。 毎日ニコニコ動画ではAとB会場それぞれ２０万人以上の来場者があり その他の動画サイトもあるので 日に５０万人以上は見ていただろう。
〔 政治家の発言と資質 〕
与党・民主党が編成した予算を 自らが仕分けるという自己矛盾に陥っている。 各省の大臣・副大臣や政務官は まるで自分の所属する官僚達に摂り込まれた様な説明が多く 省庁官僚と一緒になって仕分け人達に抵抗する様は 一体何なのだろう？
更に 何時までも低次元の攻防ばかり続いている国会の質問と答弁。 それにしても船出前から危なっかしい菅内閣 総理としての資質を疑っていたが 余りに軽薄で体たらくな発言の多い この内閣は 来春まで持たないのではないか？