当時の政治・経済や時代背景と上海事情を組み入れた回顧録 〔 上海の小雪さん 〕を 初めて読まれる方 忘れた方は 以下 第一章~第四章・第五章~シリーズご案内から お読み下さい。
第5章 その2 〔 江戸むらさき 〕 からの続き・・・
『 中国で高山だけにしか育たない 青や紫のケシの花があるけれど 紫は江戸紫色かしら? 』
『 中国の江戸紫? 』
『 青はヒマラヤンブルー 短い間しか咲かないので 幻の花と言われているそうよ そう云えば
もうすぐスキー旅行ね (◕‿◕✿ 』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『 スキー旅行に一緒に行く友人って どんな女性? 』
『 ほらっ!自動車学校で会った人よ 』
その彼女と小雪さんが 恵比寿・日の丸自動車学校へ運転免許教習に通う事になった時 一度
会った事がある。 小雪さんより長身の上海美人で技能試験に失敗 何度か再挑戦していた。
『 あぁ~ その後 ギリギリで免許が取れたとか 』
『 そうそう 彼女 まだ大丈夫とか云って上海に戻ったり あの時 私の方が焦ったわ(^_^;) 』
楽しい夕食が終わり 灯る銀座のネオンのすみれ色が やたらと気になる夜だった。
手を繋ぐチャンスもなく 銀ブラ銀座ネオンのララバイ!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
あっと言う間に スキー旅行だ。
スキー仲間と泊まる山荘とは別の 白馬のメンバーズホテルへ いざ出発。
その頃はETC導入を始めた時期で 私はモニターに参加 無料で車載器を取り付ける事が出来た。
まだETCレーンのあるゲートも少なく ETC搭載車はほとんどなかった。
昼過ぎ新宿で待ち合わせ 中央自動車道・長野自動車道経由で豊科I.C.まで約3時間余。
それから白馬山麓まで 1時間余の雪道ドライブである。
『 小さなテレビね 』
『 これはETC 道案内してくれるよ! 』
『 ウッソー 』 テレビからETCに切り替え 音声案内を (*゚o゚*)
夏の運転は 山林の風が気持ちいいが この時期 窓の外は雪景色で凍てついて寒い。
でも車内は二人の女性に囲まれ 身も心も暖かいもんね (◕‿◕✿
夕方遅く やっと白馬ホテルが見えてきた。
チェックイン時 彼女達のスキーセットを借り 急いで大浴場に
・・・ 7時からのグルメディナーバイキングで時間がない。
夕食のワイン一杯で心地よく酔う。 和室とベットに 別れ 気にしながらも 運転疲れで爆睡。
一風呂浴び 和洋バイキングの朝食。 ご飯と味噌汁に焼き鮭・味付け海苔・卵焼き・佃煮・梅干を
テーブルに運ぶ。 それに納豆・茶碗蒸し・きんぴらにひじきも・・・・
『 Dotpedさん 海苔は中国語で紫菜(シーサイ) と云うのよ 江戸むらさきみたいね♪<(゚ー^)ノ 』
『 江戸むらさきって? 』 と友人。
小雪さんは友人に説明するが 少し頓珍漢な内容に聞こえた。
詳しく説明している時間がなく 私はニコニコ笑いながら聞いていた。
2回目のプレートに 焼きたてのパンと高原野菜のサラダ・ミルク・ウインナー・ヨーグルトを
乗せ戻る。
『 あらっ~ 朝からそんなに食べるのですか~ (゚o゚*) 』
『 スキーは 凄くお腹が空くので沢山食べておかないと 昼迄持たないよ 』
『 でも そんなに沢山 』
と云いながら 彼女達はサラダ・ヨーグルト・山盛りのフルーツそして紅茶をプレートに乗せ
戻る。
『 ククククッ そんなに山盛りのフルーツを ヾ(゚ー゚;) 』
『 これは Dotpedさんの分もよ! 』
8時にスキー支度を終え もう出発だ。
今朝は空が真っ青に晴れ 昨夜降り積もった雪が キラキラとダイヤモンドのように輝き眩しい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
午前中 二人は初級スキー講習に参加 私1人で山頂まで上り 何度も滑り降りる。
3時間後に合流 私が個人レッスンし 昼食にホテルに戻り休憩する。
午後ゴンドラリフトを乗り継ぎ 第1ケルン・八方池山荘がある頂に向かう。
リフトを降りても 太陽がサンサンと まるで英語のように輝いている (゚ー゚*?)
白馬八方尾根からの展望↑
『 うあぁ~ すご~い! まるで四姑娘山 ( スークーニャンシャン ) みたい ♪<(゚ー^)ノ 』
『 スークーニャンシャン??? 』
『 中国四川省にあるアルプスよ 私も写真しか見たことはないけれど あの槍の先のように
鋭く尖った山容は 四姑娘山にそっくりよ 』
『 中国のアルプスにそっくりだとすると 高原に咲くケシの花もあるのかな? 』
確かに この遮るものの無い 大パノラマは 素晴らしい光景だ。
小雪さんとの間にも 何も遮るものが無いければ いいのになっ!
偉大な光景のパノラマを背景に写真をと 小雪さん達から距離をとりカメラを構える。
突然3人の間を遮るかのように サササッーと疾風と雪煙が ・・・
シュプールの先に 一人の若い女性が 後続の人達に何やら聞き取れない言葉で冗談を
言い合いながら滑り去る。
『 あの子達 姑娘よ (◕‿◕✿ 』
『 クーニャン? 』
『 中国で若い女の子を 姑娘って言うのよ 』
『 食べられなくても 食うにゃん (@_@) 』
『 食べられなくても ??? また~ Dotpedさんったら~ 』
『 あの子達 まだ20歳位の学生かしら 若いっていいわね 』
『 2人だって まだ若いのに ・・・ 』
『 もう18歳の姑娘のようには 若くはないわ! 』
背中にゼッケンをつけた あのクーニャン達は 何処かの大学スキー同好会の集団なのだろう。
〔 四姑娘山 ( スークーニャンシャン ) 〕
スークーニャン ( 6250m )は 四川省・成都から北西約200kmに位置し タークーニャン ( 大姑娘 ) アールクーニャン ( 二姑娘 ) サンクーニャン ( 三姑娘 ) と 4つの山が連なる 大パノラマ。 夏は雪が無く 比較的安全に登れるそうです。 当地に生息するパンダを守るため 美しいチベットの四人姉妹が力を合わせて虎を退治したという伝説に基づいて 命名されたと言われています。
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夕方ホテルのフロントで確認する。 大池高原の農園では ヒマラヤンブルーや黄色いケシの花が
栽培されている写真を見せられ 詳しく話しを聞くことが出来た。
ヒマラヤの青いケシの正式名は 〔 メコノプシス 〕 ブルーポピーとも呼ばれているそうだ。
『 やっぱりケシの花は このアルプス山麓でも咲いているそうですよ。 』
『 何の話? 』 と友人。 幻の花でも 決して秘密の話ではないのですが ・・・
大鹿村役場提供の写真を拝借 ⇒
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
夕食後 ナイタースキーへ。 最初に平坦な斜面でレディボーゲンの練習 。
少し急斜面でプルークボーゲン 2人交互に私の背中に密着姿勢で滑る。
やがて友人は 脚の筋肉に力が入らないので 先に戻ると云い 玄関口まで一緒に行くと
先に風呂に入るので2人でゆっくりねと。o○
夜間照明が ゲレンデをロマンティックに照らし 高貴な薄赤むらさき色のゲレンデには
小雪さんと二人 これは好機 (゚ー゚*?)
次回の第五章 その4へ続く・・・
| 十八姑娘 北京語歌詞は↓( 台湾語の歌の訳 )コメント欄に (◕‿◕✿ |