私が商社マンとして 国内や海外貿易取引で必然で覚えた外為や金融市場から学び得た知識が 日本や世界の政治・経済と密接に 関係している事を知り その経験が少しでもお役に立てれば幸いです。

1.個別銘柄売買の実践で注目すべき要点

(1) 証券会社は 顧客の利潤が第一ではなく 自社利益の為にある。 株を買い持ち続けている
    客は 売買を繰り返してくれない限り手数料が入らないので 必ずしも良客とは限らない。

(2) 個人株主は 利潤を如何に上げるかが重要で 証券会社は買い手と売り手の間で手数料を 
       稼ぐのが主な任務。
 
(3) 証券会社の店頭・電話売買の手数料は安くなりましたが まだ割高 ネットトレード以外は
       デイトレーダーには不向き。

(4) 証券会社や売買価格により手数料は異なり ネット取引では株価100万円未満の手数料は
    売買株価の約定金額の 0.001~0.0015% ( 20万円以下の手数料無料なども )

(5) 自宅PC画面で指値( 売買値・数量がそれぞれ5段階表示 )や売買動向を見極め 瞬時に 
      売買や訂正を行え 本当に株をやるのであれば ネット取引しかない。
 
(6) 売買タイミングは あらゆる変化や動向に瞬時に対応しないと大きな利益を得るとか 
    リスクをヘッジするのは無理。

(7) 市場取引時間 ( 夜間取引を行う証券会社あり )

    午前9:00~11:00 午後12:30~3:00
    朝の気配値は8:20~   午後12:05~

(8) 気配値に成り行き売買値・数量が入り なかなか寄り付き値がわからない。 その後   
   10円刻みで動く日経先物にリンクして株価が動くことが多い。 場中の株価も先物が
    支配していると言っても過言ではない。

(9) 気配値には 騙しとも思えるような見せ玉数量が突然出たり消えたりすることがあり 
    株価が変動することが多い。

    例えば ある銘柄の売値数量に上乗せ100万株が出たりすると 買値の数量が数回或いは
    一瞬で売られる事がある。 しかし暫くすると その100万株が消えたり 逆に買値数量に
       上乗せされたりするケースなど その後買いに転じることもある。 

       売買数量が少ない銘柄では 数千株~数万株の売り板に上乗せするだけで 株価が買いから
    売りに変動することもある。

       これらの行為は 証券取引等監視委員会の不正取引禁止法【 相場操縦( 見せ玉や空売りに
       よるものなど )やインサイダー取引】で禁止されているはずだが しかしながら 現在でも
    良く見受けられる違法行為で大変問題。

       健全な金融取引市場であるべきが 公正性を害するような所謂仕手グループなどの存在だけ
       ではなく このような動向があるので リアル相場を清い感覚で立ち向かっても どうする
       ことも出来ない現実も存在。


2.株取引実践の重要なポイント

(1) 大きく変化する時間帯:

       午前10時頃~ 及び 午後2時頃~ 引け時間5分前頃からは激しく動く事が多い。

    その時間帯になると 方向性が見えはじめ 特に午後は当日決済に向けて活発に動意づく
    ことが多い。

(2) 朝の日経平均や日経先物の寄り付き値は 日経シカゴ先物の終値近辺で始まる事が多い
    が 上昇で始まった場合 そこから更に上昇に向かうのか 或いは 寄り付きが天になる 
       そこから下落に転じるのかを 見極めることが大事。

(3) 個別銘柄が先物にリンクし動くことが多いことは上記で説明しましたが そこで最も注目
       すべき点は 個別銘柄の株価が前日より上昇 或いは下落して始まっても それが必ずしも
    日経平均や日経先物と同率で寄り付くとは限らず 個別銘柄事情にもよる。

    但し それらの個別銘柄が寄り付いた後の株価は その後の先物とリンクして動意することが
    非常に多い。

     ( 例 )

    例えば日経平均株価先物よりCMEの株価が100円高くても ある銘柄の株価が同率で上昇
    した株価で寄り付くとは限りません。 但し 寄り付き後は その後の先物とリンクして動く
    ことが多いと云える。

    日経シカゴ先物の終値が前日の日本先物より100円高くなった場合 本来なら個別銘柄も
    同率に近い上昇値の株価で寄り付くのが一般的ですが そうならない銘柄もある。

     ある銘柄の前日株価が300円 日経シカゴ先物が100円高であったなら 当然305円~310円で
    始まると予想。 しかし予想に反し 逆に295円の安値で寄り付くなどのケースもある。
  
     その後の株価は 日経先物が寄り付きから上昇すると それに合わせたように296円・・・297円
    ・・・298円と上昇。 逆に先物が下がると 294円・・・293円・・・292円と下落することが多い。
 
(6) 新日鉄などのような出来高数量が多い大型株の場合でも数十万株~数百万株単位で先物に
       連動し 上昇又は下落する。

      私も当初は大変不思議に思っていたのですが 数年前よりコンピュータのシステム化により
    機関投資家や顧客が事前に指定した日経先物価格に連動し指定した銘柄の指値株価・数量
    の買い(又は売り)で 瞬時の取引成立が可能になった。

(7) 稀に 証券会社や機関投資家が目標株価を決めて買い上がる(又は売り下がる)場合など
       先物と全くリンクせず 一方向に動く場合や銘柄も存在する。

(8) 殆どの銘柄が上昇(或いは下落)を続けているのに全く蚊帳の外に置かれている銘柄が存在
       することがある。 

       合併問題や企業に不備が発覚する恐れ 決算に重要な変化が起きている時など特別な理由が
    ある場合等 ある時期に大幅な下落や上昇に転じることが多いので要注意。 

       上記の理由以外に小型株や第一部上場銘柄以外では 仕込み期間を設けながら暫く じっくり
    日数を掛け売り下げ しこたま買い玉を仕込んだところで一挙に買い上げることもある。
     ( 仕手株でなくても このような売買を繰り返す銘柄が存在する。 ) 


3.その他

(1) 暫く上昇が続き天井圏で足踏みしている銘柄に対し それまで蚊帳の外にあった業種や銘柄
       が急に動意づく事が多い。 それは 特定銘柄が いつまでも一方向に上昇或いは下落し続ける
    のではなく 業種や銘柄は〔 循環 〕すると云うこと。 

(2) 同様に大型株(1・2部上場)などの優良銘柄だけが上昇(又は下落)していても 小型株
     ( マザーズ・ヘラクレスなどの市場 )が相反する動向を示す場合もある。 

(3) 相場が大幅な上昇模様で過熱する時には 鉄鋼等の大型株が数量商いをこなす為 牽引役と
       なることが多い。

(4) 日経ダウが小幅で上昇と下落を繰り返し 上下幅が小さくて面白みのない相場が続くことが
       多いが そのボックス圏内の上下の中で 毎日或いは数日間内で 個別銘柄の売買を繰り返し 
    益を取るのがデイトレの妙味であり醍醐味である。

    毎日売買を繰り返すことで リスクを軽減しながら 確実に小額の利益を積み上げて行く事で 
       塵も積もれば宝(財)の山とすることが可能である。


    金融投資や株の売買は自己判断・自己責任です。 決して闘志を燃やし過ぎ 凍死しては 
    いけません。